ボランティア/ボランティア関連情報

マドンナVSアンジー?ボランティアセレブ10(3ページ目)

ボランティアは競うものではありません。競うものではないけれど、やっぱり気になるセレブのボランティア。今年は例年以上に話題満載だった世界のセレブのボランティア事情を勝手にランキングしてみました。

筑波 君枝

執筆者:筑波 君枝

ボランティアガイド

2位 世界を動かす社会起業家 U2 ボノ

注目度がやや低いのは、もう何をやっても驚かないってこと。改めて活動を振り返ると、やっぱりスゴイです。
注目度★★★
貢献度★★★★★
期待度★★★★★
「え? ボノってミュージシャンなの?」なんてことを言われそうなくらい熱心な活動家として知られるボノ。実際本人も「U2から追い出されるかも」と心配した時期もあったというから、筋金入りです。その活動は、エイズ対策や環境保護など多岐に渡り、ボランティアセレブの先駆者といっていいでしょう。

ホワイトバンドブームを引っ張った2005年。主要国(G8)首脳会議の開催に合わせた大規模ライブ「ライブ8」を開き、アフリカの貧困撲滅を訴え、アフリカに500億ドルの援助と最貧困国18ヵ国の債務免除を約束させました。そうそう、ブッシュ大統領とパワーランチをして、援助の約束を取り付けたなんてこともありましたっけ。

2006年は脱税疑惑なんぞもありましたが、社会起業家として一層目立っています。アメリカン・エキスプレスや衣料品のGAP(ギャップ)、イタリアのブランド、ジョルジオ・アルマーニなどが参加し、売り上げの1%をエイズ対策基金などに寄付する新ブランド「RED(レッド)」を立ち上げたのです。これは、たとえばアメックスなら、新ブランド名のクレジットカードを発行し、売り上げの1%を既存の財団などに寄付するという仕組み。白の次は赤とくるなんて、話題の作り方もお上手です。

しかも、その発表が、スイスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」でしてるあたりもスゴイなぁと思ってしまいます。もはや社会起業家として経済界にも影響力があることを知らしめていますよね。

地道にコツコツのジダン

家族を大事にする敬虔なムスリムであるジダン。自らのルーツにこだわった活動が目立ちます。
1位の前に10位から6位までを駆け足でご紹介しましょう。異論もあるかと思いますが、独断なのでお許しください!

10位 ビル・ゲイツ
2008年7月、マイクロソフト社の第一線を退き、セカンドライフは慈善家として、自身の慈善団体Bill & Melinda Gates Foundation活動に時間を費やすと発表されました。

9位 ニコール・キッドマン
女性の自立支援などを目的に設立された国連機関、国連女性開発基金(UNIFEM)の親善大使に任命されています。「女性の地位向上に、生涯にわたって取り組む」との決意を示しているんだとか。アンジェリーナ・ジョリーを目指しているとの話もあるので、期待を込めての9位。単なる広告塔で終わりませんように……。

8位 ニコラス・ケイジ
映画「ロード・オブ・ウォー」の中で、冷血な武器商人を演じたことをきっかけに、コントロール・アームズ(武器の規制)キャンペーンに賛同しています。元幼年兵を救済するための基金を設立するため200万ドル(約2億3200万円)を寄付したことも発表されました。

7位 ジダン
国連開発計画(UNPD)の貧困撲滅キャンペーンで、ロナウドと共に親善大使を務めているジダン。自らがアルジェリアの移民の子というルーツから、サッカー選手として成功し、国民的英雄となった今でも、貧しい人々や子どもたちを助ける活動に関わっています。今年はノーベル平和賞のムハマド・ユヌス氏の招きでバングラデシュを訪問するなど、地道にがんばっています。

6位 ブラッド・ピット
寄付総額や活動からすればもっと上でもいいかも? でもアンジェリーナ・ジョリーのパートナーとして何かしている印象が強くなってしまったので、この辺りが妥当かと……。

さあて、1位は、やっぱりあの方!!
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