募金ができる自販機で、手軽にプチボラ♪(2ページ目)

会社にいながら、プチボランティア♪

ボランティア・ベンダーは、このステッカーが目印！©ボランティア・ベンダー協会

前ページでご紹介したハートフルベンダーのように、募金箱の役割までできちゃう自動販売機は全国で初めての試みですが、購入した飲み物の売上金の一部が募金として使われるタイプの自販機は、これまでにもいくつか登場しています。これらは購入者の負担はありません。その代表的なものが、ボランティア・ベンダー協会の「ボランティア・ベンダー」です。

１缶の購入につき、飲料メーカーが１円、オペレーター（ボランティア・ベンダー協会が認定する調整員）が１円、設置者が１円をそれぞれ負担し、計３円の寄付金が、各団体に寄付されます。

一般的な自販機に、写真のようなステッカーがあるのがボランティア・ベンダーの目印。現在は、東京都内の企業を中心に設置をされているそうです。これが会社に置かれていたら、仕事中でもプチボランティアができてしまいますね。社会貢献活動や、CSRに関心の高い企業に勤務されている方、総務に設置を提案してみてはいかがですか？　もちろん、企業以外の設置も大歓迎だそうですよ。

ジュースを買って、盲導犬育成を支援！

ダイドードリンコ（株）関東支店が開発した盲導犬育成募金自販機。こちらは栃木県盲導犬センターに置かれているラッピングタイプ。©栃木県盲導犬センター

もう１つご紹介したいのは、ダイドードリンコ（株）関東支店が開発した「盲導犬育成募金自販機」です。ジュースを売上金の２％以上がダイドードリンコ（株）関東支店と設置先から、（財）栃木盲導犬センターに寄付され、盲導犬の育成に使われるというものです。

現在、栃木県、茨城県、群馬県を中心に95台が設置されています。どこに置かれているかは（財）栃木盲導犬センターのサイト内にありますので、チェックしてみてください。

日本に置かれている自動販売機は、なんと260万台！　たぶん、世界一の自動販売機大国でしょうね。便利さだけを追求することなどへの是非はあるものの、こんな形で有効活用もできるんですね。お近くで見かけたら、飲み物を買いながらできる気軽なプチボランティア、日常に取り入れてみませんか？

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【関連リンク】
・リンク集 プチボランティアのススメ……プチボランティアのヒントをまとめたリンク集です。
・東北福祉大学ボランティアセンター……みやぎハートフルベンダーの一号機が置かれています。
・ボランティア・ベンダー協会……ボランティア・ベンダーについての詳細がわかります。
・（財）栃木県盲導犬センター……Topページの“自動販売機”をクリックすると、盲導犬育成募金自販機の詳細が紹介されています。

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