ボランティアグループを自分たちで作る!
小学校での車椅子体験講座を開くだんぼらのメンバー。総合学習の場では地域の人と協働して行う授業作りがさかんだ。 |
現在は23歳から85歳までの男性23名が参加していますが、4人をのぞいた残りのメンバーは定年後の男性たち。「人に優しいまちづくり」を目指し、デイケアサポート(デイハイキング)の介助補助、養護学校の校外学習のサポートなどの福祉施設でのボランティア、小中学生や会社員を対象にした車椅子体験講座、小学校低学年の子どもたちを対象にした昔遊び講座など活発に活動しています。
多くのメンバーは活動に参加するまでは、地域のことは知らず、ボランティアの経験もほとんどなかったといいます。でも、“だんぼら”での活動を通して、障害者の外出をサポートするガイドヘルパーなどに挑戦するなど、個人でボランティアを始める人もいるそうです。
経験豊富な世代だからこそできるボランティア
豊富な人脈や人生経験、そして培われた知識や技術を持つシニア世代だからこそできるボランティアを自分たちで始めてみませんか? 経験豊富な世代だからこそ、可能性もさまざま。既存の団体に参加することよりも苦労は伴うかもしれませんが、活動が軌道に乗ったときの喜びも一塩に違いありません。【関連サイト】
・ボランティア団体の作り方……ボランティア団体を作るために必要なことや仲間の集め方などがコンパクトにまとめられています。NPO美@nca(ビアンカ)のサイト内。
・シニア情報生活アドバイザー制度……高齢者がパソコンやネットワークを利用して、より楽しく、活動的な生活を送れるようになることを目指すためのアドバイザーになる養成講座のページ。こういった資格があると、ボランティア活動にも広がりが出てきます。
・関連リンク集 ボランティアセンターへ行こう!……全国のボランティアセンターのリンク集。
・関連リンク集 シニア世代のボランティア……シニアボランティアに関する情報はこちらから。
・関連記事集 ボランティア基本の“き”……ボランティアの基礎知識やどんなボランティアが向いているかの診断テストなどをまとめています。