東京都写真美術館のボランティアになるには?
2005年で開館10年を迎えた東京都写真美術館。写真ファンから圧倒的な支持を得るユニークな美術館だ。 |
募集人数は、年によって違うが、例年10数名になるそう。それに対して応募は、数十名から100名を超えることもあり、なかなかの狭き門だ。ちなみに城所さんが応募したときの倍率は、およそ10倍だったとか。
募集はネット上で行われ、メールで応募し、書類審査後、簡単なインタビューがある。こう書くと、堅苦しく聞こえるかもしれないが、あくまでも募集時に希望する条件に合うかどうかを見るもの。ボランティア募集は、欠員補充のため、たとえば「子どもの扱いが得意で、平日に参加していたボランティアが辞めてしまうので、その代わりが務まる人」といった条件があらかじめ決まってしまうのだ。この場合、土日だけしか参加できないという条件では、残念ながら不採用となる確率が高い。
「ボランティアですから、本当は全員の方にお願いしたいのです。でも、それができないため審査とインタビューを行っています。仮に不採用でも、写真美術館のボランティアに不向きだということではなく、今、希望している条件に合わないだけ。こちらとしても、ごめんなさいとしかいいようがありません。就職と違って能力がどうというわけではないので、決して落ち込まないでください」と、東京都写真美術館学芸員の石田哲朗さんは、強調する。
仮に不採用になっても、翌年応募し、条件の合う空きがあれば採用されることもあるそうだ。採用決定後は、研修を経て、ボランティアとして活動に参加できる。新年度の募集は年明け頃が一般的。決まり次第、サイトに掲載される予定だ。【関連サイト】
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