小学校受験する父親へのアドバイス

父と子
父と子の関係を良好に保つことがお受験成功の秘訣
世の父親へひとつアドバイスをしよう。休日に子どもが「お父さん、公園に連れて行って?」などとせがんできたら、「今疲れているから後で」などと言わず、「よし、行こう!」と快く返事をしてやるのだ。

こうして言うことをを聞いてやることで、子どもは父親を信頼するようになる。その関係が小学校に上がっても続くと、「うちの娘(息子)はちっともよりつかない」などと嘆くことはなくなる。お受験がなくても良好な親子関係を築く助けになる。

さらに妻にとって「良き夫」であるように努力すれば、家庭円満を好む私立幼稚園・小学校の受験も怖くない。

ところで、ガイドからお父さん方へひとつ注意したいことがある。それは愛煙家の父親は入試までに禁煙することだ。学校は基本的に禁煙だ。待っている間に煙草が吸えなくてイライラしては、面接も早く終われと気もそぞろになっては元も子もない。

また子どもと一緒に出かけた先で煙草の吸い殻を道路に投げ捨てたりしていたら問題だ。ゴミを道路に捨ててもいいと無意識の内に子どもにすり込んでいるようなものだから。受験に際して「禁煙しました」という父親も少なからずいる。この際考えてみてはいかがか。

タバコの他にも「悪癖」があれば、この際改めておきたい。ギャンブル好き、子どもに酔って帰宅する姿をしょっちゅう見せているなど。個人的な嗜好までうるさく言うなと思うかも知れないが、それが「お受験」というものなのだ。それは次の例を見れば分かるだろう。

ここまでやれば合格する

冒頭に書いた講演会で昨年の入試を突破した生徒の父親が話しをした。それを聞いて「このお父さんなら合格するもの納得できる」と感銘を受けた。母親が子どもの勉強を見ていてヒステリーを起こす様子を見て、自分が代わりにやってやろうと立ち上がったのだ。自宅で仕事ができる著述業という職業も幸いした。そして次のようなことを実行した。

■決して叱らない。子どもには楽しいことをしているという幻想を与える。
■揃えられるものは何でも自宅に揃える…鉄棒、飛び箱、平均台
■やる以上は徹底してやる。しかし子どもを潰さない。
■教室でやったことは家で必ずくり返し復習する。
■日課(ペーパーと運動)を決めて毎日続ける。

受験を志したのは入試の1年くらい前だが、このような努力と子どもに合わせた幼児教室の指導と相まって1年間の準備で見事に合格した。

なお付け加えておくと、シングルマザーの家庭では父親のことを気にせずに受験に臨めるのだと前向きに考えて欲しいし、シングルファーザーの家庭では子どもについて知らないということはあり得ず、これもハンデとはならない。家事と勉強の両立は大変だが頑張って欲しい。

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