話の記憶の鍵は集中力

ワーキングメモリーに関連して話の記憶も取り上げます。話の記憶の問題をご自分でやってみたことがありますか?大人が聞いても難しい内容だと思いませんでしたか?登場人物や動物などが脈絡なく出てきます。そしてその時取った行動と結びつけて、「ちょうちょを取ったのは誰ですか?」「3番目にゴールしたのは誰ですか?」などと問われるのです。

集中して真剣に聞いていないと話についていくことができなくなります。見方を変えれば、これは集中力を測る試験ということもできます。記憶という言葉に惑わされて記憶力の試験と思っていませんか?もちろん記憶の力は必要ですが、そのためにしっかり聞くことが試されているのです。

実は子どもは細かいことを覚えるのは得意です。話に集中して聞いてイメージ出来れば、大人が論理で覚えようとすることを簡単にクリヤーできます。話の記憶でテープを聴いている間に、他の物に気を取られているから覚えられないのです。

ではお話に集中する力を養うにはどうしたらいいでしょう。よく言われるのは、親が子どもの話をしっかり聞くことです。人の話は集中して聞くものだという態度を親が示すことで、子どもは同じ態度を身につけます。まさに子は親の鏡というわけです。

十分に絵本の読み聞かせをすることにより、お話をイメージする力が育ちます。お話と絵が結びつくからです。繰り返しをせがまれたら何度でも読んでやると、文字が読めなくても話を全て暗記してしまいます。こうなれば話の記憶もできるようになるでしょう。

またイメージする力を養うために、用のない時はテレビを消すようにしましょう。テレビは映像も与えられてしまうため、想像力が必要とされません。のべつまくなしテレビの映像にさらされていることは、良いことではないでしょう。

ジグソーパズル
集中力を養う遊びをさせよう
また、集中力の養成にはピクチャーパズル(ジグソーパズル)が有効です。これにはまると黙々と完成しては壊し、また完成目指して繰り返すようになります。ある程度の時間を集中して遊ぶことは、集中力の向上につながります。兄弟と一緒に、あるいは親がつき合ってそんな時間を過ごせるようにしたいものです。

◆参考記事
幼児教育ガイド記事:やってみよー入試問題!~記憶編
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