説明会に出る意味とその有用性
ゴールデンウィークを境に、多くの学校で説明会や見学会が開かれる。志望校を決定済みの場合は、意中の学校説明会に参加すれば良いのだが、まだ迷っているご家庭も多いだろう。特に第2、第3志望となるとまだまだ情報不足なのではないだろうか。できるだけ沢山の学校を回って、雰囲気を直に味わうのが間違いない方法である。時間の許す限り多くの学校へ足を運んで頂きたい。
合同説明会で学校情報を一挙入手 |
また、多摩地区や埼玉、千葉といった地域の学校がまとまって開く説明会もあり、住まいによっては効率的に情報収集ができるのが魅力だ。
説明会では、失礼にならない限り疑問点を学校関係者に質問して解決したいものだ。不安を持ったまま受験するのは良くないからだ。非常識な質問でなければ、質問内容によってその後の入試が不利になることはない。
例えば「寄付金の額は?」と言った学費関連の疑問や「保護者が行事や保護者会で登校する回数はどのくらいか?」とか「PTA活動は活発なのか?」など入学後の学校と保護者の関係などについて尋ねても大丈夫だろう。
小学5,6年生は志望校選択のために、中学受験を考え始めた低学年の保護者は私立中学校を知るために、出かけて損のないのが合同説明会だ。
小学校については単独の合同説明会は聞いたことがない。中高と同時開催のものは存在する。主に個別の学校説明会へ行くことになるだろう。
学校説明会についてよく聞かれるのは「説明会に子どもを連れていっても構わないでしょうか?」というものだ。子どもに体験させるオープンスクールは、もちろん構わない。また「子ども同伴可」と明示している場合も当然問題ない。中学校では受験生対象の行事を設けているところが多い。
しかし小学校の場合は、保護者への説明が前提の説明会に子どもを同伴するのはよく考えてからにしたい。子どもに学校を見せるのは動機付けの一つとして重要だ。だが小学校の場合受験生は幼児なので、おとなしくしていられるとは限らない。
また、小さい兄弟がいて預かってもらえないからと連れてくるケースがあるが、途中で泣き出したりして周囲に迷惑をかける場面に遭遇したことがある。社会人としての常識を疑われる行動なので慎むべきだろう。
もうひとつ、説明会に出席する際の服装についても相談を受けるが、TPOをわきまえた服装なら問題ないと答えている。説明会でも紺色か黒のいわゆるお受験スーツの保護者が大多数なのが事実だ。これはどうせ入試の際に必要なのだから、早めに揃えてそれを着用するという合理的な理由が多いのだろう。
だが、華美にならず人に不快感を与えないで、かつこのような改まった場に出てもおかしくないファッションであれば、全く問題ないとお考え頂きたい。
日程、参加校などは予定です。予めご確認のうえお出かけください。
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5月の合同説明会情報
タイトル | 日時 | 会場 |
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私立中学 合同説明会「無限大」2006 | 5月11日(木) | 大井町きゅりあん |
Benesse進学フェア2006 | 5月13日(土) | 東京国際フォーラム |
2006横須賀・三浦地区 私立中学フェスタ | 5月16日(火) | ホテルトリニティ横須賀 |
2006年 私立中学・高校進学相談会 | 5月27日(土 | 上野松坂屋 |
東京私立女子中学校 第9回合同相談会 | 5月28日(火) | 浦和コルソホール |
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