貯金だけじゃ不安というシニアが「前向き」に生きる方法1:働く
シニア世代でも働くことには多くのメリットがあります。まず、働くことで新たな収入源を得ることができ、経済的な余裕を持つことができます。年金だけでは賄えない生活費や趣味に使うお金を得るためには、働くことが1つの解決策となります。また、働くことによって社会とのつながりを維持でき、孤独感を軽減する効果もあります。仕事を通してさまざまな年代の人々と交流ができ、生きがいを感じることもあるでしょう。さらに、働くことで新しいスキルや経験を得る機会があり、自己成長にもつながります。
シニア世代にはフルタイムの仕事ではなく、パートタイムやフリーランスなど、自分のライフスタイルや健康状態に合わせた働き方を選びましょう。
貯金だけじゃ不安というシニアが「前向き」に生きる方法2:積極的に自分を知る
自分自身を知ることは、シニア世代にとって重要です。そこで「ライフログ」をつけてみましょう。ライフログとは、自分の日常を記録することで、日記のようにその日の出来事や感じたことを記していく習慣のことをいいます。日々の活動や支出を記録することは、自分の興味や関心を客観的に理解するための有効な手段となります。
具体的には、日々の生活の中で自分が何に時間やお金を使っているのか。ルールを設けず自由にノートに書き出すか、デジタル機器に入力するかします。例えば、頻繁に「疲れる」「無駄に感じる」といった内容が記録されているものは、自分にとってストレスのモトなのかもしれません。一方で、「楽しい」「○○に多くのお金を使った」「好き」と感じるものは、人生を豊かにするためにこれからも継続したい事柄といえるでしょう。
このように、ライフログを通して生活の中で大切にすべきものが自然と明確になっていきます。今までの体験や経験が記録を読み返して、人生に対する自信が湧き、今後の人生における目標や活動の方向性が見えてくるでしょう。
貯金だけじゃ不安というシニアが「前向き」に生きる方法3:自分の好きなことに集中する
シニア世代が前向きに充実した生活を送るためには、自分の好きなことに意識を向けることが大切です。生活の中で何を大切にしたいのかをライフログで明確にしたら、資金や時間を自分が本当に楽しめることに集中させましょう。これにより、必要な支出と無駄遣いが自然と見極められるため、衝動買いや不要な出費を減らすことができます。また、好きな趣味などは楽しむだけでなく副収入を得る手段に変えることもできます。絵画や手芸、音楽など、自分の得意分野で作品を作り、フリーマーケットに出品して販売することで小さな収入を得るチャンスがあるかもしれません。さらに、こうした活動を通じて新しい仲間と出会えたり、新しいことを学んだりする機会が多ければ、経済的だけでなく精神的にも豊かになる効果が期待できます。