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ロングマンから新しい英和辞典が出た(2ページ目)

ロングマンが英和辞典を発売することになりました。ロングマンといえば、英英辞典で有名ですが、そのロングマンが英和辞典を出すことになったのです。サンプル品を手にいれたので、中身を検証してみました。

執筆者:川本 佐奈恵

よく使われる単語がひと目でわかる

ロングマン英和辞典
カラフルで見やすい。ひと目で単語の使用頻度がわかる。
もうひとつのこの辞書の特徴は、使用頻度がわかりやすく載っているということです。今までの辞書でも *(アスタリスク)マークの数や他の特殊記号などから単語の使用頻度がわかりましたが、さらに見やすくなり、一目瞭然で理解できます。

例えば、単語の隣に S1 W1 J1 という文字が並んでいます。これ、どんな意味だと思います?

S は「話し言葉」、W は「書き言葉」 という意味です。もうここまで説明すれば数字は何を表すのか、賢いあなたにならわかりますね。そうです、数字は使用頻度を表すのです。例えば、S1, S2, S3 なら、話し言葉として使用頻度の高い1,000語、2,000語、3,000語を示しています。

では、J は何を表しているのでしょう?

J1 = JACET(大学英語教育学会)の分類による使用頻度が高い1,000語という意味になります。

少し例をみてみましょうか。

smart = 頭の良い、賢い S1 W3 J3

話し言葉で使用頻度 1,000語
書き言葉で使用頻度 3,000語
JASETでの使用頻度 3,000語

throughout = ~じゅうに、~の至るところに S3 W1 J1

話し言葉で使用頻度 3,000語
書き言葉で使用頻度 1,000語
JASETでの使用頻度 1,000語

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