4月は新生活が始まり、新しい出会いがたくさんあります。英語を学んでいる仲間が集まれば、それだけで楽しい会になります。その席に外国からのお客様や日本に住んでいる他の国出身の人を誘って国際色豊かにしてみませんか? そんなに堅苦しく考えることはありません。サラッと声をかけてポットラックパーティーなんていかがですか?
ポットラックパーティーで新しい友人を作るきっかけに!
思い切って声をかけてみませんか? 新しい自分に出会うためにも。 |
ポットラックパーティーとは、持ち寄りパーティーのことです。参加者がそれぞれ一品ずつ何かを持ってパーティーに集まります。自分のお得意料理でもいいですし、もし、お料理は苦手、あるいは作る時間がないというのであれば、飲み物を用意したり、デザートを持って行ったりしてもいいわけです。
外国からの人が加わるからといって、特に日本的なものを用意しなければと気負う必要は全くないんですよ。いつもの日本人同士のホームパーティーと同じでいいのです。
誘うときの決めぜりふはこれ!
We're going to have a potluck party. Would you like to join us?
(ポットラックパーティーやるんだけど、来ない?)
あとは、日にちと時間、場所を伝えればOKです。
相手を褒めることで話のきっかけ作り
人をお招きするときの英語例文がたくさんのテキスト |
この話のきっかけ作りのことを英語では、ice breaker (アイス・ブレーカー)というのですが、何かいい本はないかな? と探したところ、良いテキストを見つけました。
NHKテレビでこの4月スタートの『3か月トピック英会話 栗原はるみの挑戦 こころを伝える英語』(350円)です。テレビを見る時間がないという人もテキストだけは買う価値がありそうな一冊です。
料理家の栗原はるみさんが英会話に挑戦しながら、お料理を通して、こころを伝える英語を学ぶという斬新な番組です。お料理の作り方を英語で何というか? 招いたり招かれたりしたときに、どんな英語を話したらいいのか? などが満載されています。
思いやりと笑顔は世界の共通語
他の国から来て日本に住んでいる人たちを見かけることが多くなった昨今ですが、もしかしたら、あちらの方々も日本人との交流を望んでいるかもしれません。ただし、外国からのお客様をお招きする場合の心構えとして、気をつけるべきことがあります。あくまでも人間と人間とのコミュニケーションを楽しむことを目的とするとうまくいきます。英語を話すことだけを目的にしてしまうと相手にもそれは伝わります。特に英語圏からいらしている人は、それを職業として生活していける人たちですから、弁護士に無料で弁護相談をしたり、医師に無料の往診をしてもらうのと同じようなものになってしまいます。
参考記事 ⇒ 外国人の目から見た日本の英語
異文化に接することで英語に対するモチベーションをあげましょう |
英語を自分から話すのはまだ苦手だと思ったら、聞き役にまわればいいことです、相手の言葉を繰り返せば十分話はできます。
参考記事 ⇒ 英語練習!相手の言葉を繰り返す
思いやり、そして笑顔です。
このふたつがあれば、どこの国の人ともコミュニケーションが取れます。そして、次のときには、もっと英語を勉強しようと思うに違いありません。その気持ちこそがあなたの英語力を伸ばす力となります。
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