学校英語と生の英語のギャップを埋める
インタビューに応じてくださった鮒咲果編集長(右奥)と鈴木香織さん(左手前) |
鮒編集長:今でこそ、インターネットやMP3などの音声装置の発達のおかげで、生の英語、活きた英語が簡単に手に入る時代となりましたが、35年前は、それこそ、生の英語を聞くなんて、とても難しいことだったのです。そこで音声を提供してきたのが、勝因のひとつかもしれません。「声の月刊誌」 というキャッチフレーズで売り出してきたんですよ。
学校で習う英語と実際に世の中で話されている英語には、いまだに大きなギャップがあります。そのギャップを埋めることが、イングリッシュ・ジャーナルの使命だと考えています。
現在、英語界の第一線でご活躍なさっている、通訳者、翻訳者や、大学の先生といった方たちが、若い頃、イングリッシュ・ジャーナルを購読してくれていたという話を聞くと本当に嬉しいですね。実は、ジャーナリストとして世界の情報を、この雑誌に実際に届けてくださっている人が昔、イングリッシュ・ジャーナルを活用していたなんていうエピソードもあるんですよ。