英語/英語学習アーカイブ

2005年英語界で話題の人、遠山顕先生(2ページ目)

2005年、「話題の人」です。「英語の学び方・活かし方」からは、この人にスポットライトを当ててみたいと思います。英語学習者をぐいぐい引っ張っていく遠山顕先生です。

執筆者:川本 佐奈恵

英会話上達 4つのキーワード、人柄、文法、語彙、発音

遠山顕先生
英語を学ぶ上で人柄も大事なんですよ。スマイル!でいきましょうと語る遠山先生
遠山顕先生は、先日(10月28日)アエラ・イングリッシュ主催の講演会を行いましたが、わざわざ会社を休んでまで先生の講演に駆け付けた人もいるほどです。下記は、遠山顕先生ファンがまとめた 講演の様子 です。学習者にとって、とてもためになることを話してくださっています。

「遠山顕先生の英語の壁を打ち砕け!」 ―― 英語の壁とは何か?それは、人間が作る心の壁です。では、その壁はどうやったら打ち砕けるのか?まずは、英語を使って何をしたいか、何を伝えたいのかと言う目標を持つこと。これによってかなり壁はなくなります。そして、次に自己表現したいと思う欲求を常に持ち続けること。この気持ちがなくなると、自己否定になってしまいます。自己表現というのは、どんなに落ち込んでいても、具合が悪くてもした方がいいもの。だから、どんどん自己表現しましょう。この二つがなくて、それでも英語が上達したい人は、とにかく音読しましょう!それから英会話上達のキーワードの説明がありました。優先順位の高い順に……

人柄: smile 笑顔が大事
文法: 文法は喋りながら覚えましょう。ただ文法書を見てるだけでは上達しません。
語彙: やはりこれがないと……。自分の得意分野の語彙はおさえておきましょう。趣味や仕事以外の語彙も広く学習しましょう。
発音: 単語の強弱をはっきりつけて練習を繰り返しましょう。

この方のレポートによると、講演は、遠山顕先生お得意の英語の早口言葉の披露があったり、一緒に練習したり、エルビス・プレスリーの歌を一緒に歌ったりと、実に楽しい、アッという間の 2時間だったようです。

日本の英語界に新しい風を

遠山顕先生
歌手としての顔もお持ちの遠山先生
実は遠山先生、歌手としての姿もお持ちです。昨年は、ご友人のギタリスト、クリス・グランディーさん とコンサートも開きました。歌って踊れる(?)英会話講師です。広範囲になりがちな「語学」から、会話・コミュニケーションを中心に、楽しい語学番組を届け、日本の英語界に新しい風を吹き込みます。今後もますます活躍すること間違いなし、2005年の注目の英語指導者です。

そんな、今や英語界をリードする華やな遠山先生ですが、人生を皿洗い人としてスタートしたんだそうですよ。信じられます?きっとお皿を洗いながら英語を口ずさんでいたのかもしれません。I'm gonna do the dishes. Hey! (皿を洗ってやるぜ。ヘイ!)なぁ~んてね。遠山先生は、人に対する配慮、気配りも大変できる人です。語学はやはり、その言語の上達とともに、人間性にも磨きをかけないといけないということでしょうか。コミュニケーションの道具ですものね。人と人をつなぐ言語、英語の練習を遠山顕先生と一緒にしてみませんか?



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