英語/英語学習アーカイブ

青春!熱く燃える大学生の英語ドラマ ESSの若者達 感動の嵐!四大学英語劇大会(1)(2ページ目)

一橋&津田塾、慶応、早稲田、立教の5大学、四団体、ESSの若者たちは、毎年、グランドプライズをかけ、英語劇で戦っています。今年で第68回になるとても伝統のあるコンテストの模様をお届けします。

執筆者:川本 佐奈恵

右 連盟委員長 赤塚亮太さん(一橋)
左 慶応 英語會委員長 齋藤翔さん

戦場のような舞台裏 大会を支える役員たち

トランシーバーを常に抱え、各所から届く報告に答えたり、問題発生に的確な指示を飛ばす赤塚さん。大会裏は戦場のようでした。


日本一の努力が四大の魅力と語る赤塚氏

「日本一の英語劇大会」といわれている四大学英語劇大会ですが、決してその座は確約されたものではありません。毎年連盟員の皆が「日本一」という名に恥じぬよう、日本一であり続けるため、死力を尽くした結果なのです。しかしこの「日本一の努力」が四大にある限り、四大学英語劇大会もまた日本一の大会であり続けるでしょう。

この熱意こそが四大の魅力だと思います。そして僕は連盟委員長として、彼らの熱き思いに最高のマネージで応えたいと思います。

また、この四大学英語劇大会にはとても多くの社会人の方々が関わっています。四大の OB や音響、照明の業者の方、スポンサーの方々、市民会館、そして地元住民の皆様などです。大会はこういった方々の暖かい支援にも支えられています。

僕で68代連盟委員長なのですが、これからも連盟を存続・発展させていく為にもこういった方々への感謝や配慮を忘れないようにしたいです。


各大学間の協力、友情を語る齋藤氏

4つの団体がひとつになってこの大会を運営していくわけですが、各団体とも人数の構成も違えば、使えるお金なども違うわけです。そんな違った条件の中、どうしたら公平になるか話し合いを何度も重ね、この日が迎えられました。各団体が優勝杯を狙い戦っているわけですが、実際は、大会が成功するよう、どの大学も協力し合い力を合わせています。


内藤美穂さん
(津田塾大学)

限られた時間の中で優勝杯争い

「この大会は115分という各団体の持ち時間の中で、搬入から搬出までを終えないといけません。つまり、何もない状態から、セットを舞台の上に作り、演技をし、また何もない、きれいな状態に戻す、という過程を時間内におさめ、初めてグランドプライズという優勝杯を獲得できる権利が得られます。」と、説明してくださったのは、大会役員の内藤美穂さん。

つまり、優勝のゆくえは、舞台の上で演技をする役者だけでなく、セットを作ったり、取り壊したりの作業をする会員ひとりひとりの手にもゆだねられています。誰一人として気を抜けないのです。

限られた時間の中でいかに効率よく荷物を運び、役者たちが演技をしやすいようにセットを組み立て、取り壊し、釘一本落ちていない状態に戻すという作業を時間内におさめなければならないタイムリミット付きなのです。

どうりで、緊張した雰囲気が会場周辺にはただよっていたわけです。どの団体も、搬入出や舞台セットの移動に無駄な時間を生じさせないよう、動くコースや舞台装置を運ぶ順番までをも考慮しなければならないのです。入念な練習が繰り返されていました。

このセットを時間内に
組み立てないといけません


さて、栄光を手にしたのは、どこの大学だったでしょうか?感動の授賞式の模様は 次の記事 にてご紹介いたします。


* * * * * *

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