いつもは恥ずかしくて何もしないけれど
【今回のお悩み】「いつもは照れくさくて父の日には何もしないのですが、今回はしっかり贈り物を渡したいなと思っています。というのも今年、僕は成人するので、ここまで育ててくれた感謝の気持ちを伝えたくて。
でも、もう何年も父の日をお祝いしていないので、どんな物を選んだらいいのか分かりません。父の日に贈ってはいけない物、マナーはありますか?」
父の日に贈ってはいけない物やマナーは……
【回答】前提として、父の日に贈ってはいけない物やマナーは特にありませんが、一応参考にしていただきたいのが以下の点です。
目上の人にNGな贈り物2つ
1:足元に使う物
例えば、靴やスリッパ、靴下などの履物が挙げられます。“踏みつける”という意味にとれるため、目上の人には失礼という理由からです。他には床に敷くマットなどもその部類に入るといわれています。
2:文具
えっ!?と思う人も少なくないのでは? これは「仕事(勉強)に励みなさい」という意味を連想させるからです。
「上司にペンケースを差し上げてしまった!」「還暦祝いに万年筆を贈ってしまった……」など、経験したことのある人も少なくないはず。ビジネスマンへ文房具類は選びやすいので、これらがNGとなると非常に困ってしまいますよね。
しかしご安心ください。上記の知識がある上で、「本来は失礼にあたりますが……」と、選んだ理由を添えて渡せば、きっと喜んで受け取ってくださるはずです。それが父親であればなおさらです!
また、身近なお父様ですから「パソコンのマウスがもう古くなってきていたから」「いつも地味なシャツばかりだから」「ボールペンを失くしたと言っていたから」など、普段気にしてくれていたことが伝わると、なおうれしいはずですよ。