マネジメント

思っていた職場と違ったら…「すぐにでも辞めるべき会社」の特徴と見分け方【経営コンサルが解説】(2ページ目)

入社した会社が「思っていた職場と違った」「ブラック企業かも?」と思い転職を考えるなら、これだけは押さえておきたいというポイントがあります。すぐにでも辞めるべき企業、しばらくは様子を見るべき企業の違い、その判断ポイントを考えます。

大関 暁夫

執筆者:大関 暁夫

組織マネジメントガイド

“実質ブラック”企業の特徴

一番分かりやすいものとしては、他社に比べて明らかに劣っている製品・サービスを、無理な目標を背負わせて「売れ」と指示を出しているケースです。

要するに、まともな売り方をしたのでは売れないものを「売ってこい」と言っているわけで、そうなると真実を説明せずに隠すか、あるいは嘘をついてだますかしないことには、多くを売る手だてがないわけです。

手っ取り早い話が、結果的にモラル違反を強制しているのと同じことなのです。これは法律用語で「未必の故意」と呼ばれるものに相当します。裏を返せば、自社の商品・サービスが胸を張って売れるものであるなら、勤務先はこの点ではブラックではないという判断ができるともいえるでしょう。

次に自社で重大な不祥事が発覚した場合、それを受けた身の振り方を社員の立場でどのように判断するべきか、そのあたりを考えてみます。

>次ページ:迷うことなく転職を考えるべき企業のサイン

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます