1位:『PERFECT DAYS』
ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダース監督が日本映画を手がけ、第76回カンヌ国際映画祭で役所広司が最優秀男優賞を受賞した作品。
東京・渋谷の公衆トイレで清掃員として働く平山(役所広司)は規則正しく日々同じことを繰り返しているけれど、人との交流により毎日少しだけ変化が伴う。喜びもあれば、驚き、怒り、癒しも……。老年にさしかかった男のそんな日々を優しく描いた人生讃歌のような作品。将来に不安を抱いたり、しんどくなったりしたときに何度でも見たい、宝石のような映画です。
最後に、ベスト5には入らなかったけど、他にも素晴らしい日本映画はたくさんあったので、次点を発表します。
『最後まで行く』『わたしの幸せな結婚』『君たちはどう生きるか』『ゴジラ-1.0』『正欲』『ほかげ』です。年末年始の映画鑑賞の参考にしてください!