「買って使い捨て」でなく「使い切って捨てる」
リサイクル回収でウエス(使い捨ての雑巾)として加工されるのなら、自分のところで使い切ればいい!
例えば、古布は自分に最適サイズのウエス(使い捨ての雑巾)に、古いタイツやストッキングはフローリングワイパー用シートに。古いものを使い切って新年をすっきりした気分で迎えられるSDGsな大掃除、試してみませんか?
どこでも使える使い捨てウエスを作るなら、サイズが命!
手のひら幅くらいの大きさに切っておくと、大掃除に大活躍。お気に入りだった衣類だからこそ、使い切りましょう!
どの素材もウエスとして使えますが、特にタオルやジーンズの切れ端は表面の凹凸が汚れを掻き出すのに好都合。少し厚めなほうが扱いやすいです。
さまざまな考え方があるようですが、筆者が使いやすいと思う形やサイズは、一辺が自分の利き手を思いきり広げたくらいの正方形。1枚の衣類から数枚作れます。残った端切れも、捨てずにお掃除に使いましょう。
作りだめしたら籠や引き出しに入れてすぐ使えるようスタンバイ
市販の使い捨てシートも便利ですが、この使いきりシステムも気分がすっきりするのでおすすめです。
フリース、タイツ、ストッキングはホコリ吸着グッズに
綿素材が主流だった昔と違って、今やほとんどの衣類が化学繊維。静電気が起こりやすいその特性はホコリの吸着にうってつけなので、市販のはたきやフローリング用シートにも活かされています。フローリングワイパー用シートは多くが20×30センチ前後なので、古着のフリースなどをそのサイズに切って使うのですが、静電気もばっちり起こるのでホコリがごっそり取れます。
タイツから作ったシート。ワイパー本体にピタッとフィットするのも良いです。わざわざ作ったぶん愛着も!?
また両端を持ってねじれば水まわりで大活躍! 蛇口を力いっぱい擦れるので汚れが落ち、艶ピカな仕上がりになります。
手作り掃除道具はほかにもいろいろ
何でも手作りしていた昔は、はたきを古い手ぬぐいや端切れを使って手作りしていたそう。今つくるなら、タイツやストッキングを使ったはたきや、荷造り用のビニールひもで作るプチフワはたきがおすすめです。このほか、記事「フリースをリメイク!切るだけで完成のお掃除グッズ」では、古着のフリースで作るお掃除ミトンや隙間掃除具グッズをご紹介していますのでご参考にどうぞ。
ちょっと面倒ですが、手作りそうじ道具に変身した愛用品を使いきって次に進む暮らし、いかがでしょうか?