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「#N/A」の意味とは?エクセルでのエラー原因と回避&非表示方法

Excelを使っていると時々エラー値が表示されます。今回は「#N/A」についてです。これが表示される原因は、参照先のセルに値がないから。今回はVLOOKUP関数を使って、この表示の意味と修正する方法、エラーがでても非表示にする(空白を表示)方法を解説します。

執筆者:石渡 真澄

Excelでエラー値「#N/A」を修正するには

エクセルで#N/Aとエラーが!

エクセルで#N/Aとエラーが!

Excelの計算結果が「#N/A」になっている場合、どのように解決すればいいのでしょう? これは、参照先のセルに値がないために#N/A(読み:ノー・アサイン)というエラーがでているのです。その原因と解消方法をご説明します。
 

「#N/A」の原因と回避法

[原因]参照先に値がないとは? 参照しているセルが空白であった場合のことです。

[回避法]
参照している空白セルに値を入力するか、その空白セルに値がない場合は、何も表示しない(空白)という設定をします。

【例】
例としてVLOOKUP関数でご説明します。

VLOOKUP関数:右側の表を利用して、記号を入力すれば、時間が表示されるようにVLOOKUP関数を使います。
 


このままでOKをクリックすると、エラー値#N/Aが表示されてしまいます。

このまま、下のセルに式のコピーをしておきます。
 

この場合はD5のセルが空白のため、時間が表示できないわけですから、D5に値を入れてみます。【C】と入れたら、時間も表示されました。
 
 

エラーが出たときに「#N/A」を表示させずに空白を表示させる方法

上記の回避法ではDの欄に入力しないと、エラー値が表示されたままになってしまいます。ここは、もう1つの関数IF関数を組み合わせて、D欄に何も値がない場合はE欄も空白にする設定をします。

先程の式をこのように変更しましょう
 

=if(D5="","",VLOOKUP(D5,$G$4:$H$9,2,FALSE))

下にドラッグして式のコピーをしますと、エラー値が表示されなくなりましたね。

 
 

【参考記事】IF関数の使い方 条件によって処理を変える自動判定


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