エクセル(Excel)の使い方/関数・数式

エクセル関数を使って年齢計算を生年月日からする方法

エクセル関数を使って年齢計算を生年月日からする方法をお伝えします。お母さんいくつだったっけ?と両親の年齢がわからなくなっても、結構誕生日はわかるもの。エクセルの今日の日付(TODAY関数)から「セルの書式設定」を用いた年齢の調べ方や、開始日・終了日を用いたDATEDIF関数を使った表示方法をご紹介します。

執筆者:堀切 美加

エクセル関数で年齢計算!まず「日付の表示形式」を決めよう

日付の表示形式は好みが分かれますね。/(スラッシュ)で表示したい人、.(ドット)で表示したい人、年月日で表示させたい人、とはっきりと別れますので、自分の好みで表示を変えておきましょう。

セルの書式設定は、セルの中で右クリックをし、表示されたメニューから「セルの書式設定」を開き「表示形式」より「日付」をクリックして、好きな表示形式に変えておきましょう。

<目次>

 

TODAY関数や「セルの書式設定」を利用して年齢を求める方法






「セルの書式設定」を利用して年齢を知るためには、今日の日付生まれた日を使います。今日の日付を出す関数はTODAY関数=today() )です。A1のセルに自分の生年月日。A2のセルに関数を入れてみましょう。今日の日付が出ましたか?

もし今日の日付がでないとすると、あなたのパソコンの内蔵時計が狂っている可能性があります。Excelでの時間や日付の計算はパソコンの内蔵時計を基準にしています。

時計の調整は ディスプレイ右下の時計の部分をダブルクリックします。でてきた時計とカレンダーを見て、あっているか確認をしてください。

Excel2016での操作画面

 


(今日の日付)-(誕生日)をA3のセルに入れます。A3のセルには年月日が入ります。これを書式設定で年数だけにします。

A3 =A2-A1

A3に記入

A3に記入

A3のセルを右クリック、セルの書式設定をクリック、分類を[ユーザー定義] 種類の欄に入っているものを削除して「 y 」(年・YEARの意味)を入力し、OKをクリック。
 


すると、年齢が出てきます。

 

DATEDIF関数を使って年齢を表示する方法

B1のセルをクリックします。
 

DATEDIF関数とは、開始日と終了日を指定して、その期間内の日数、月数、または年数を返す関数です。先ほどせっかくTODAY関数で今日の日付を出す事をしましたので、このDATEDIF関数でtoday()から誕生日の入力してあるセルA1の期間の年数を出す計算をしましょう。

年数で表示をするときは、年(YEAR)のyにダブルクォーテーションをつけます。”y”

=DATEDIF(A1,TODAY(),"Y")

年齢が出ました。これで「あれ?おかあさんっていくつになったんだっけ?」なんてことなくなりますね。

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