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外務省の在外公館派遣員を知っていますか?(2ページ目)

20?26歳の方だけが応募できる在外公館派遣員制度。2年間海外に滞在しながら日本のために働くこの制度は、様々な経験を積むことができるとても有意義な制度です。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

派遣員ってどんな仕事をするの?

仕事の内容はそれぞれの在外公館によって異なるそうですが、主に便宜供与や事務の補助だそうです。具体的には、在外公館に出張等でいらっしゃるお客様をサポートする仕事で、空港送迎、ホテル手配、会議・市内視察等への随行・案内・アレンジ、会計、庶務等の業務アシストなど。簡単に言えば、何でも屋さんという感じですね。

でも、この2年間を経験すれば、語学力の面だけでなく、あらゆる状況に対処できる「使える人材」になれるような気がします。実際、この2年間を終了後、派遣員の皆さんは各業界で活躍しているそうです。

派遣員の待遇って?

在外公館派遣員制度
応募は年に2回なので、興味のある方はぜひチャレンジを!
派遣員は、外務省の外郭団体である国際交流サービス協会の派遣社員として勤務しますので、同協会の規定にもとづく給与が支給されます。給与は派遣される国によって差があるそうですが、社会保険にも加入し、労災保険も付保されます。

また、派遣員には公用旅券が発行されるそうです。皆さん、公用旅券って知っていましたか?私たちが持っている一般旅券は赤か青ですが、公用旅券は緑だそうです。そんな旅券、見たことなかったです。

留学とは違って学校に通うわけではないですが、語学力も向上し、いろいろな経験が積め、海外での人脈などもできてしまうかもしれないこの派遣員制度。留学同様にとても有意義な経験になることと思います。

海外での仕事や留学に関心のある方にとってはとても有益なステップの1つではないでしょうか?興味のある方はぜひ一度国際交流サービス協会のウェブサイトをチェックしてみてください!次回の募集は今年9月で、派遣時期は来年の春です。

実は今回、派遣員制度の実情を聞きに、外務省に取材に行ってきました。取材の報告は次回の記事『在外公館派遣員として海外で働こう!』をご覧下さい!

【関連記事】
ガイド記事『在外公館派遣員として海外で働こう!』

【関連リンク】
在外公館派遣員制度
国際交流サービス協会
日本ワーキング・ホリデー協会
All About[海外で働く]
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