ネイルの歴史とは?
今回はマメ知識として、ネイルの歴史を紐といてみましょう!
ネイルの歴史とは……なんと古代エジプト時代から!
こんな時代にもネイルがあったのです!
また唐の時代の楊貴妃は爪を染めていたというのも有名なお話です。世界のあらゆるところで、古い時代から爪先の装飾がなされていたという話が残されています。日本では、江戸時代に爪を染める習慣があったことが「女郎花物語」などの書籍に書かれています。その方法は、ホウセンカの花とカタバミの葉を揉み合わせたもので爪を染めるというもの。ホウセンカは古名を「爪紅(ツマクレナイ)」というところからも、この時代の爪を染めるという風習が広く知られていたことがわかります。
マニキュアの語源
「マニキュア」とは爪のお手入れ!
ちなみに「ネイリスト」という言葉の発祥は日本。海外では「マニキュアリスト」「ネイルアーティスト」等と呼ばれています。日本では、日本ネイリスト協会が主催するネイリスト技能検定試験やインターナショナルネイルアソシエーションが主催するネイルスペシャリスト技能検定試験などの試験制度があり、ネイリストの技術を評価する一つの基準になっています。
日本へのネイル文化到来は1970年代
現代のようなポリッシュができたのは、1923年のこと。なんとその元は、アメリカで発明された自動車塗装用のラッカーだったのです。自動車が大量生産される時に必要となった速乾性のラッカーが、ポリッシュに応用されたというわけです。その後日本に本格的に入ってきたのは1970年代のことでした。ネイルの文化は急速に世界に広がりました
さらなる広がりを見せる日本のネイル文化
アメリカではネイルサロンが街のいたるところにあり、ネイルケア中心のメニューが充実しています。日本に比べると、とても気軽にネイルサロンに立ち寄り、爪を美しく整える習慣が定着しているようです。日本ではまだまだ初めてネイルサロンを体験するには勇気がいる方が多いかもしれませんが、特別なネイルアートだけではなく、ネイルケアをするために日常的にネイルサロンに通うのも素敵な習慣かもしれませんね。【関連リンク】
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