香りのいい、キャロル・フランクのオイルを使用。
まず驚いたのは、なんてコンパクトなスペースなんだろう、ということ。
ロッカー&パウダールームも、お風呂(温泉ね)とシャワーブースもこじんまり。本当に「隠れ家」のよう。温泉というからもっと広いかと思ったけれど、お風呂みたい。でも誰ともバッティングしなかった。こういうのも落ち着くかも…(さすがに夜にもう一度来た時はおば様軍団と出くわした)。
温泉の能書がほしかったけれど、それがないのがこのホテルらしさ、という感じなのかな(シンプルモダンだし)。
軽く体を温めて、スパのウエイティングルームで、ミネラルウォーターと果物(これって終わった後に食べるもの?)を食べていたら、セラピストの八反田敦子さんに呼ばれ、トリートメント用の個室へ移動する。
今日受けたのは、キャロル・フランクのオイルと手技の両方のアプローチで、体内の毒素を排出させる「デトックストリートメント60分18000円」(90分もある<23000円>)。
キャロル・フランクのインストラクターから教育を受けたメソッドの、オイルマッサージは、骨に付着していると思われる老廃物を骨に沿ってそぎ落とし、落としたものをかき集めて、体に馴染ませて、血液の流れにのせて、腎臓まで流させ、尿として排出させてゆく・・・というイメージ。
こうやって言葉にすると、「げ!どんな手技なの?」とおどろおどろしくなってしまうかもしれないけれど、施術はとっても心地よいもの!質のいいオイルの香りの良さと強弱のあるマッサージで、まどろんでいる間にあっという間に60分が終わってしまった。
たしかに、受けていて感じるのは、体の縦のラインを刺激する手技が少なくて、横を刺激されているというような・・・。セラピストの八反田さんにそれを言うと、「筋肉繊維をきるイメージなんですよね。流れに対して切り込みを入れるって感じ、かな」と。
フムフム。なるほど。こびり付いたもの(汚れ?老廃物?)を流してもらっているのね。
私は、このキャロル・フランクの手技が好きなので、ただ上半身を腰から肩にかけて縦のラインだけを流すだけの施術よりも、こっちの方が終わった後の体の状態が違うと、体が素直に理解している。尿の出もいいし、翌日の肌の状態がいいの。
最後に、背中の下の腎臓のツボを刺激されて、the end!腎臓(のツボ)で初めて腎臓(のツボ)で終わる。
「台湾式のリフレクソロジーと一緒なのよ~」と八反田さん。
代謝が悪くて毒素が溜まりやすい人には、このデトックストリートメントはオススメです。できれば、90分の方がいいかなー。