新機能「Twitterサークル」とは?
Twitterサークルは、限られたユーザーにのみツイートを送信したり、グループで意見を共有したりする機能です。Twitterサークルのメンバーは作成者が選ぶことができ、Twitterサークルで共有されたツイートには、サークルメンバーのみが返信したり、反応を示したりできます。どんな目的でサークルを利用する?
そもそもTwitterは不特定多数の相手に向けてツイートを公開することを基本コンセプトとしています。しかし、例えば個人を特定できる内容をツイートしたい場合、それを不特定多数に公開するのは躊躇してしまいます。時に特定少数を相手にツイートしたいという要望に応えてくれるのがこのサークル機能です。例えば、実際に会ったことのあるリアルの知り合いはサークルに追加する、といった使い方が考えられます。
Twitterコミュニティとの違いは?
以前から存在している「Twitterコミュニティ」とは何が違うのかという声がよく聞かれます。Twitterコミュニティは、1つのトピックに対して関心のあるユーザーとグループを作成する機能であり、そこでは共通の趣味や関心事を持つユーザー達と自由にコミュニケーションをとることができます。コミュニティの参加者は、自分からそのコミュニティに参加できます。
一方、Twitterサークルでは、サークルメンバーは全員、サークル作成者によって選ばれます。つまり、Twitterコミュニティが特定のトピックやテーマに基づいた不特定多数の人の集まりである一方、Twitterサークルは、自分が自由に選んだ特定少数の人の集まりといえます。
1ユーザーにつき1サークル
現在のところ、サークルは1ユーザーにつき1つしか作れません。1つのサークルには150人までのユーザーを登録できます。相手が自分のフォロワーでなくても、自分が相手のフォロワーでなくても登録可能です。登録したユーザーを後で削除することもでき、登録したことも削除したことも相手には通知されません。
ただし、サークルに向けてツイートすると、そのツイートにはサークル宛である旨が記載されているので、そこで相手に分かってしまう可能性はあります。
サークルを作成するには?
実際にサークルを作成する手順を解説します。1.
ツイート作成画面を開き、「全員」と表示されているプルダウンメニューを選択します。
2.
メニューの「Twitterサークル」から「編集」を選択します。
3.
Twitterサークルの編集画面が表示されます。
4.
「おすすめ」からサークルに追加したいユーザを選択します。
5.
登録したユーザーが表示されます。削除したい場合は右の削除アイコンを選択します。
公開対象が「Twitterサークル」になっている状態で投稿したツイートは、このサークルメンバーにのみ表示されます。サークルに向けて投稿されたツイートへのリプライもまた、サークル内のメンバーにのみ表示されます。
また、サークルに追加されたユーザーは、自らサークルを抜けることはできません。自分をサークルに入れた相手のツイートを表示したくない場合、通常通り相手をミュートするか、ブロックする必要があります。
誤爆に注意
Twitterでは、意図せず個人情報を暴露したり誹謗中傷を行ってしまう、いわゆる「誤爆」が発生します。これは複数アカウントを使い分けている場合に、アカウントを取り違えてツイートする場合に発生します。このサークル機能はアカウントを切り替えることなく、特定少数のメンバーに向けてツイートをするものです。したがって、特定少数に向けてツイートしたつもりが、誤って全世界に公開してしまうという事態が想定されます。サークル機能を利用する方はそこに十分気を付けて利用されることをおすすめします。
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