レガシーポートを最新モデルでも継続
レッツノートの最新モデルでは薄型化してもレガシーポートは継続採用
最新モデルでは、サイズや重量面でデメリットになるVGA出力などの、あまり使われなくなったインターフェースは搭載しない流れが一般的です。
レッツノートの場合は、有線LANはもちろん、VGA出力などのインターフェースは最新モデルでも継続して搭載し、従来からのユーザーが変換コネクタなどなしで利用出来る利便性を追求しています。
充実したサポート
初代レッツノートと初期のトラックボール搭載CF-S21
また、レッツノート・クリニックというサービスも展開しており、長年使ったレッツノートのメンテナンスサービスを展開しています。
内容によって料金も変わりますが、レッツノートを生産した神戸工場へ送り、各種動作チェック、外装の清掃、バッテリーの交換などをしてもらえるサービスです。丈夫なことから使用期間も長くなるレッツノートを、さらに長期間安心して利用出来るようになるサービスです。
前述したようなバッテリーをユーザーが簡単に交換できる仕様や、あまり知られていませんが、長期間使用した際に問題が発生しやすい、冷却ファンの掃除も比較的簡単にできる仕様など含めメンテナンス性は高く、さまざまな部分で細かな配慮がされています。
レッツノートの最新モデル
このような変わらないコンセプトで愛用者の多いレッツノートですが、従来からのインターフェースを引き継ぎながら、Windows 11を搭載する最新世代になった現行のレッツノートを紹介します。FVシリーズ
レッツノート CF-FV1
従来のレッツノートは頑丈だが、他モデルと比べると分厚いという問題がありました。
光学ドライブは搭載していませんが、14.0インチの画面サイズで、ほぼ同等の画面サイズの旧LVシリーズに比べると、厚みは24.5mmから18.2mmへと大幅に薄型化し、他の薄型パソコンと遜色ない程度になっています。
狭額縁化で、筐体サイズもコンパクトになり、従来モデルより28%小型化、画面サイズは12.1インチのSVシリーズより大きいですが、重量は約1.2kgでSVシリーズとほとんど変わらないです。
画面は一般的なアスペクト比16:9より縦方向に長い3:2なので、上下方向の情報量が必要なビジネス文章での使い勝手が良くなっています。
レッツノートのコンセプトを守りつつ、最新の薄型軽量コンパクトなモバイルパソコンを求める方向けの製品です。
SVシリーズ
レッツノート CF-SV1
FVシリーズのような薄型ではなく24.5mmという最近のモバイルパソコンとしては厚めながら、1.17kg程の軽量な重量で、がっしりした筐体は安心感があります。
各種インターフェースや光学ドライブ含めたさまざまな機能を内蔵。見た目や形状含めて従来モデルからの変化が少なく、基本機能はそのままにしたい従来ユーザーの乗り換えでは便利な最新仕様モデルです。
QVシリーズ
レッツノート CF-QV1
FVシリーズではタッチパネル対応モデルも用意されていますが、QVシリーズではタッチパネル搭載が基本で、画面を回転させてタブレットとしても使用可能、アクティブペンでのペン入力にも対応します。
文章のチェックでのメモ、電子承認でのサインなどでは、ペン入力の方が利便性は高いため、パソコンをよりモダンな利用方法で活用したい方向けの製品です。もちろん、頑丈、長時間駆動というコンセプトは変わりません。
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