話題のスイーツ「マリトッツォ」をでっかく再現!
巷で話題の「マリトッツォ」は、元々はイタリアのローマ発祥のドルチェとのことです。日本では、コンビニ各社からじわじわ広がり、最近ではスーパーやパティスリーも、独自色を出したマリトッツォを出しているようです。
今回は、家族で心おきなくマリトッツォが楽しめるよう、大きく再現してみました。炊飯器で大きなブリオッシュを焼いて、マスカルポーネ入りの生クリームをたっぷり挟んで、お好みでフルーツを飾りつけたら、神々しいほど大きなマリトッツォの完成です。
マリトッツォの材料(5合炊き炊飯器用)
<ブリオッシュ生地>強力粉:210g
薄力粉:40g
砂糖:大さじ3
塩:小さじ1
インスタントドライイースト:小さじ1.5
牛乳:110g
無塩バター:40g
卵:1個
<マスカルポーネ入りホイップクリーム>
生クリーム:200㏄
砂糖:大さじ2
マスカルポーネチーズ:100g
ラム酒:小さじ1/2 (省略可)
<その他>
好みのフルーツ:適量
強力粉、打ち粉:少々
油(内釜用):少々
粉砂糖:少々
フルーツは今回、バナナとキウイと苺を使いました。季節のフルーツや缶詰フルーツなど、好みのものを用意してください。
※小さめサイズの炊飯器ブリオッシュのレシピはこちら >
マリトッツォの作り方・手順
5号炊きの炊飯器でブリオッシュを焼くところからスタートです。気温等によって、発酵にかかる時間が違ってきます。 時間にばかりとらわれないで、パン生地を目で見て判断して2~2.5倍の大きさに膨らませてください。発酵機能がついている炊飯器であれば、その点楽です。
1. 牛乳を電子レンジで温めてバターを溶かし、卵を混ぜる 耐熱容器に牛乳を入れて煮立たない程度に温めて取り出し、バターを入れて溶かして、40℃ぐらいまで冷ます。卵を割り入れて混ぜる。
2. 大きなボールに粉類を入れてグルグル混ぜる 大きなボールに、強力粉、薄力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れ、泡だて器でグルグル混ぜる。
3.(2)に(1)を加えて混ぜる (2)に(1)を少しずつ注ぎ入れながら箸で混ぜ、粉全体に水分をいきわたらせる。
※バニラエッセンスと、すりおろしたレモンの皮を加えてもよい。
4. こねる 5分ほど、生地をこねたり叩きつけたりして、滑らかになったら丸くまとめる。
5. 釜肌を油をつけたペーパーでふき、中央にパン生地を置く 内釜の釜肌を、油をつけたペーパーで拭いて、中央に丸めた生地を置き、ラップを水で濡らして(濡らした面を下にして)おおう。
(一次発酵)
炊飯器にセットし、保温スイッチを入れて10分→切って30分→保温10分→切って10分を目安に2~2.5倍の大きさに膨らませる。
※発酵機能利用の場合は30℃で1時間
6. ガス抜きして丸めなおして、二次発酵へ 強力粉をつけたグーで押してガス抜きして丸め直す。閉じ面を上にして置き、水をつけたラップをかぶせる。
(二次発酵)
保温スイッチを入れて10分→切って20分、膨らみ方が少し足りないなと感じたら10分ほど釜の中で放置して、2~2.5 倍の大きさに膨らませる。
※発酵機能利用の場合は30℃で30分
7. 炊く ラップを外し、霧吹きして普通に炊く。
8. ケーキクーラーで冷ます 焼きあがったら、ケーキクーラーの上に取り出して冷ます。
9. 生クリームと砂糖を八分立てにし、マスカルポーネを混ぜる 続いてはクリーム作り。氷水の上にボールを重ね、生クリームと砂糖を入れて泡だて器で八分立てにし、マスカルポーネとラム酒を加えてホイップし、しっかりとしたクリームにする。ラム酒はお好みで。
10. フルーツを用意して仕上げ 完全に冷めたパンに斜めに切り込みを入れ(切り落とさない)、奥にバナナを入れて、クリームを詰めやすくする。
※表面に飾る予定のフルーツの切れ端を挟んでも良い
11. クリームを詰めて、パレットナイフで表面をきれいにする 表面を丁寧に整える。
12. フルーツを飾りつけ、粉糖をかけて完成 お好みのフルーツをスライスし、クリームの表面に飾りつける。茶こしで粉砂糖をふりかける。
13. 断面 切ったのは、冷蔵庫で一晩冷やした翌日のマリトッツォ。