先日あるラジオ番組にて玄米ダイエットについてお話しました。
話の要点は、玄米は食物繊維が多く、インシュリンの分泌も少ないためダイエット向きの食品であること。玄米は低インシュリン食ではあるが、和食という形で食生活を構築することができ、今流行りのインシュリンの分泌のみにこだわった「低インシュリンダイエット」とは違うものであること。発芽玄米が健康食品として最近注目されているということの三点でした。
ただ、時間の関係上発芽玄米の自宅での作り方が紹介できなかったのが心残りなため、この場をかりてご紹介いたします。
~発芽玄米の作り方~
まず、トレー、バット、鍋など底が広くて水が漏れないものを用意します。
次に玄米を1cm程度の厚みで敷き詰め、玄米がちょうど沈むまで水(理想としては35度前後のぬるま湯)を入れます。
玄米が発芽するのに最適な温度は30度~37度なので、冬場はラップなどを上からかけて保温するのがベターです。ただ20℃前後でも発芽しますので、特に夏場などは室内にそのまま放置してOKです。また、発芽するためには酸素が必要ですので密封はしないでください。
あとは4,5時間おきに水を取り替えながら待つこと24時間~30時間。いとも簡単に玄米の胚芽がひょっこり飛び出してきます。(玄米って生きてるんだ!と実感するちょっと感動のひととき…)⇒
最後は水を切って、新聞紙などの上で天日干しをすれば出来あがり!!
炊飯器で炊くときは少し水を多めにするのがコツですが、このへんはお好みに合わせて調節してください。また保存は冷蔵庫で行ってください。
参考までに、ファンケル発芽玄米の成分表をご紹介すると右表のように。また、今回自分で作った発芽玄米と、ファンケルの発芽玄米を共に白米と1:1の割合で混ぜて食べ比べてみましたが、自作の発芽玄米の方がちょっと固め(ぷりぷりした感じ)でした。味に関しては玄米の品種により違いますので、ご自分の嗜好に合うものをお探しください。
以上です。
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