また、白鳥氏も同じく「低GI値の食品を食べていれば“食事制限なし”と謳っているから、食べたいだけ食べてよいのだと誤解する可能性がある。また、GI値というのは、血糖の上昇率から割り出された数字なので、栄養素の中の“糖質”のみを見ている形になる。中性脂肪へと変化するのは糖質のみではなく、脂質やタンパク質も同様です。それらについてはどう解釈するのか」と疑問を呈しています。
一方これらの疑問に対し永田氏は「カロリー制限をしなくていいといっているのは、常にカロリーを計算しながら食事をする必要がないということをいっている」、理論についても「私は医者でも栄養士でもないから、専門家には認めてもらえないんでしょう」とコメントしています。
聞くところによると、永田氏は今年中に20冊近いダイエット本を監修すると言います。今までに監修した本も200万部近く売れているそうで、ますます永田氏騒動は続きそうです。
でもね、週刊ポストさん!東京大学に研究員などいないことまでバラしたらダメですよ。永田氏がまだおもしろダイエットグッズの開発者だったころからのウォッチャーとしては、彼が次々に開発する「おもしろ」肩書も楽しみの一つなんだから…。
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※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。