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紀元前1万年から1万5千年ごろ、農耕社会の発展により安定した食糧の供給が可能になると、人口は徐々に増加する。やがて増えすぎた人類の一部は移動することとなりその過程で生まれたのがB型の人間である。したがってB型の人間は移動に適した「遊牧」スタイルの食生活に基本的な適正を持っており、乳製品を中心に青菜、肉、卵、レバーなどを積極的に摂ると良い。逆に避けるべきはとうもろこし、そば、小麦、ピーナッツなど。
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定住したA型、移動したB型、やがて二つは再び出会うこととなる。そして生まれたのがAB型の血液型である。AB型の歴史は千年ほどしかなく、最も新しい血液型。A型とB型の特徴を受け継いでいる面と、受け継がなかった面があるので「複雑で不安定」な要素を持つ。基本的にはA型、B型に向く食品はAB型にも向き、A型、B型に向かない食品はAB型にも向かない。ただし例外も多い。具体的には、豆腐、魚介類、乳製品、青菜、パイナップルなどを積極的に摂り、赤身の肉、赤いんげん豆、種子、とうもろこし、そば、小麦はできるだけ避ける。
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参考文献/「ダダモ博士の血液型健康ダイエット」集英社文庫(ピーター・J・ダダモ:濱田陽子訳)