コロナ疲れや春バテ回復に役立つ栄養素1:ビタミンB群
疲労回復に絶対に効くという魔法のような食べ物はありませんが、栄養素からエネルギーを生み出すクエン酸回路の仕組みを意識して必要な栄養素を摂り入れていくのがよいでしょう。クエン酸回路では炭水化物、たんぱく質、脂質をエネルギーに変える働きが行われており、この働きにはビタミンB群が欠かせません。疲れたときには特にビタミンB1の消費が多くなります。効率よくエネルギーを作り出すためにも、ビタミンB1やそのほかのビタミンを上手に組み合わせて取り入れていきましょう。*おすすめメニュー:豚ヒレ肉のカレー焼き
ヒレ肉は豚肉のなかでも脂質が少なく高たんぱくの食材でビタミンB1も豊富に含まれています。また、カロリーも低いためダイエット中にも選びやすい食材です。ビタミンB1は玉ねぎやニンニクに含まれるアリシンと結合して吸収率が高まります。食欲亢進にもなる香辛料と一緒に取り入れてみましょう。
コロナ疲れや春バテ回復に役立つ栄養素2:炭水化物
おすすめダイエットメニュー:玄米リゾット
*おすすめメニュー:玄米リゾット
リゾットはお米の量が減らせるので、満足感を得ながらもカロリーを抑えることができます。白米ではなく玄米にすることでビタミンやミネラルを多く摂り入れることができますよ。また、食物繊維も豊富なのでお通じが気になる方にもおすすめです。野菜やたんぱく質源の食材と組み合わせて作ってみてくださいね。
コロナ疲れや春バテ回復に役立つ栄養素3:ビタミンC
ストレスを感じたときにはビタミンCの消費量が増加します。ビタミンCはストレスによる自覚症状を軽減させるとの報告もあることから、不足なく摂取しておきたい栄養素です。また、ストレスだけでなくてもビタミンCは抗酸化作用をもち、生活習慣病やアンチエイジングに役立つ栄養素です。若々しく健康的な体を作るためには必須の栄養素といえるでしょう。*おすすめメニュー:回鍋肉
ビタミンB1の摂れる豚肉を使う回鍋肉はビタミンCが多く含まれるピーマンをたっぷりと摂取できます。野菜でカサ増しして脂質の多い肉の量を減らせばカロリーダウンにもなりますよ。味付けを濃くしてしまうとむくみにも繋がるのでできれば薄味が理想です。テフロン加工のフライパンを使うなどして、カロリーダウンを工夫しましょう。
疲れているから何も食べないではかえって回復を遅らせてしまいます。体の疲れをとるためにはまずはしっかりと食べることから。品数が多い食事を心がければ自然と栄養バランスは整います。一度食生活を振り返り問題点を見つけ、「コロナ疲れ」や「春バテ」の予防や解消に努めていきましょう。