毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の栄養・効能

つくしの栄養・選び方・保存方法

3~4月にかけて、野原や土手などの日当たりのよいところに生えているつくし。今回は、おいしいつくしを食べるために知っておきたい、つくしの栄養・選び方・保存方法等の基礎知識を紹介しています。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

つくしの栄養や選び方とは

クリーム色の茎・緑色の節(ハカマ)・小さな穂先がかわいらしい姿のつくしです


3月~4月にかけて、野原や土手などの日当たりのよい広場に生えているつくし。小さな穂先と節のたくさんある茎を持っています。たくさん生えているので、散歩がてらにつくし摘みされる方もいるのでは? ここでは、つくしをおいしく食べるために知っておきたい情報を紹介しています。
 

つくしの栄養

主要な栄養素は少なく、ビタミンB群、ビタミンE、カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、銅などのビタミン・ミネラルを多く含んでいます。

つくしの薬効成分も注目されており、乾燥させたものを煎じてのむとむくみ解消の効果が期待されています。
 

つくしの選び方

つくしはスギナの胞子茎で、穂先にたくさん蓄えている胞子を散布すると、枯れてしまいます。ですので、穂先が開く前のつくしを選ぶことが、おいしいつくし選びのポイントです。次に選び方のポイントを紹介します。
 
つくしの選び方。
穂先と節の長さが見極めのポイントです
  • 胞子を散らしておらず、穂先がしまっているもの
  • 穂先が開いているものは、穂先から緑色の胞子がぱらぱらと落ちてきます。
  • 育ちすぎていないものを選びたいので、節(はかま)と節の間が短いかどうかをチェックします。間が長いものは育ちすぎです
  • 細いものよりは、太いものを選びます
 

つくしの保存方法

つくしの保存方法。
すぐ食べない場合は下ゆでしてから保存します
淡白な味わいと、ほろ苦みを持つつくし。時間が経つとアクが強くなってしまうので、早めに食べるようにします。すぐに食べない場合は、下ゆでして、アク抜きしたものをラップに包み、冷蔵庫で保存し、2~3日以内に食べきります。

また、長期間保存したい方はつくしの塩漬けを購入するとよいでしょう。塩抜きしてから、調理します。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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