肩こりや腰痛など……在宅ワーク中の体の苦痛は「活動量の低下」から
苦痛の原因は「活動量の低下」
それまでは、出社するために歩いたり、コピーをとるためにデスクを離れたり、打ち合わせのために別のフロアまで歩いたりと、何かと活動していたはずです。しかし、在宅ワークになってから、それが一切なくなりました。前と同じくらいの活動量に戻すことができれば、様々な苦痛から解放されるはずです。
在宅ワーク中に活動量を増やすには? 3つのアイディアをご紹介!
活動量を増やすためのアイディアを3つご紹介します。ぜひお試しください。■ 活動量を増やすアイディア1:1日2リットルの水を飲む
水を飲んでお手洗いに行く回数を増やし、活動量を増やすのもアイディア
■ 活動量を増やすアイディア2:健康サンダルを履く
いぼいぼが付いたものなど、健康サンダルを履く
いぼいぼスリッパの効能について、参考になる本の一部を引用します。
いわゆる健康サンダル(インソールに凹凸のあるシューズ)を履くことで、足底の機械的受容器に対する刺激を増強させると、姿勢動揺量が減少するという報告がある。(『姿勢と歩行 協調からひも解く』216ページを参照)
つまり、いぼいぼの凹凸が付いたスリッパを履くことで、姿勢を維持するために必要な筋肉が働きやすくなるのです。普段使っているスリッパを、いぼいぼに変えるだけで姿勢が良くなるので、ぜひお試しください。
■ 活動量を増やすアイディア3:物の配置を変える
家具や椅子周りの物の配置を変えてみる
在宅ワーク中に活動量を増やすポイントは「強制力」!
体を動かすことは大事とわかっていても、なかなかできないのは「強制力」がないからです。例えば、1時間に1回最低3分は体を動かす! というルールを設けても、面倒になってそのうちルールがあったことすら忘れてしまいます。そうではなく「やらざるを得ない状況」をつくってあげれば、自然と活動量は増えていくはずです。この先も在宅ワークは続いていくわけですから、何かしらの対策は取らなければいけません。「強制力」というポイントをおさえて、あなたなりのアイディアを考えて実行してみましょう!