LINE(ライン)の使い方

LINEトークの「既読」を見やすくする簡単な方法

LINEアプリが全面リニューアルされました。デザインがスッキリとし、画面が広く感じるなどのメリットがある一方で「既読が読みにくくなった」という方も多いようです。そこで「既読」のように小さな文字でも見やすくする設定を解説します。

河原塚 英信

執筆者:河原塚 英信

LINEの使い方ガイド

既報の通りLINEアプリのデザインが全面的にリニューアルされました。デザインがスッキリと明るくなった一方で、「トークの既読が見にくくなった」など、小さな文字が読みづらいと感じている方も多いようです。

そこで今回はトーク画面の「既読」のような小さい文字でも、クッキリと見やすくする設定方法をご紹介します。
 

LINEの「既読」が見づらい原因は?

文字を見づらいと感じるのは、主に2つの要因が考えられます。一つは、文字が小さい。もう一つは、画面の背景色と文字色とのコントラストが低いこと。

今回は主に、このコントラストを改善することで、「既読」のような小さな文字も読みやすくしていきます。
「既読」が見にくくなった?

「既読」が見にくくなった?

コントラストといっても、ピンとこない方がいるかもしれません。例えば背景が白色で、文字色も白色であれば、文字は読めません。背景が白のままで、文字色を灰色にすれば、もう少し見やすいです。さらに一番濃い「黒」にすると、最も見やすく感じる方が多いでしょう。これがコントラストを高めていくということです。基本、コントラストを高めれば、文字が読みやすくなります。

ただし「トーク」画面の背景は、相手の吹き出しが見えなくなるためなのか、「真白」には設定できません。真白で設定しようとすると、ややグレーになるんです。こうして背景をグレーなどの白っぽい色にすると、「既読」と「送信日時」を示す文字が「白い文字」になります。すると、確かに読みにくいこともあります。

そこで、逆に背景を「黒」にすると、文字色が「白」になり、同様にコントラストが高まって、文字が読みやすくなります。
 

【方法1】背景を黒にして、文字を読みやすくする

トーク画面の背景を黒などの濃い色に設定すると、文字が読みやすくなります。背景を変える方法は簡単です。

LINEアプリの「ホーム」→「設定」→「トーク」と進んだら、「背景デザイン」をタップします。そこで「写真を撮影」を選ぶと、カメラが立ち上がります。

カメラが立ち上がったら、例えばベッドの布団などにレンズ部分を押し付けて、光が入らないようにしたら、「シャッター」ボタンを押します。カシャリッと音がして、画面が真っ黒になったら「完了」ボタンを押します。あとは、友だちとの「トーク」画面を開けば、背景が黒くなっているはずです。これで「既読」も、以前よりもクッキリと見えるようになっていませんか?

・トークの設定に進む
 
LINEアプリの「ホーム」→「設定」→「トーク」へと進む

LINEアプリの「ホーム」→「設定」→「トーク」へと進む


・背景デザインを変更
「背景デザイン」をタップして、「写真を撮影」を選ぶ

「背景デザイン」をタップして、「写真を撮影」を選ぶ


・カメラが立ち上がったら黒画面でシャッターを押す
カメラが立ち上がったら、布団などにレンズを押し当てて画面が真っ黒になることを確認したら「シャッター」ボタンを押す。あとは「完了」ボタンを押して決定

カメラが立ち上がったら、布団などにレンズを押し当てて画面が真っ黒になることを確認したら「シャッター」ボタンを押す。あとは「完了」ボタンを押して決定


・黒画面を背景に設定する
左が一般的な背景色。右が背景を「黒」にしたトーク画面。どたらが見やすいででしょう?

左が一般的な背景色。右が背景を「黒」にしたトーク画面。どちらが見やすいででしょう?

また、背景が真っ黒だと気分が……と感じる方は、もう少し薄い色を試してみても良いでしょう。先ほどの「背景デザイン」に行って、「デザインを選択」をタップします。この中でおすすめなのは茶色の「ブラウン」です。ブラウンの口周りに「既読」マークが来ると見えづらいのですが……それ以外では読みやすくなったはずです。

・「ブラウン」背景もおすすめ
「デザインを選択」ページの中からであれば、「ブラウン」がおすすめ

「デザインを選択」ページの中からであれば、「ブラウン」がおすすめ

この際に注意が必要なのは、友だちとの「トーク」画面ごとに「背景デザイン」を変更設定している際には、アプリ設定の背景デザインに変更されないということ(上の例では黒い背景やブラウンになりません)。その場合は「トーク」画面右上の「横三本」マークをタップしてください。進んだページの一番下にある「その他」をタップし、「背景デザイン」を選びます。後の変更方法は、先ほどと同様です。
 

【方法2】文字を大きく表示して細かい文字まで見やすくする

その他、文字を大きくする方法もあります。

LINEアプリ内の「既読」という文字だけを大きくする方法はありませんが、使われている文字を全て大きくする方法です。この場合も、「ホーム」→「設定」→「トーク」と進みます。

「トーク(設定)」画面に、iPhoneの場合は「フォントサイズ iPhoneの設定に従う」という項目があります。すると「フォントサイズ」画面に移るので、まずは「iPhoneの設定に従う」を解除してください。過去に設定変更していなければ、ここは「普通」にセットしてあるはずです。これを「特大」または「大」にすることで、「既読」の文字が大きくなります。

・トークの設定に進む
「ホーム」→「設定」→「トーク」と進む

「ホーム」→「設定」→「トーク」と進む


・フォントサイズを変更する
「フォントサイズ」へ進んだら、「iPhoneの設定に従う」を解除する。その後に「大」や「特大」を選ぶ

「フォントサイズ」へ進んだら、「iPhoneの設定に従う」を解除する。その後に「大」や「特大」を選ぶ

ただしこの場合、メッセージの文字などは一見して大きくなったのが分かりますが、「既読」の文字については、それほど大きな効果があるわけではありません(「普通」と「大」は変化なし。「特大」の場合は若干大きくなる)。もし「既読」だけでなく、他の文字も見にくいと感じる人は、こちらの設定も有用ですね。

・「普通」「大」「特大」で好みのフォントサイズを設定する
文字の大きさ「フォントサイズ」は、左から「普通」「大」「特大」

文字の大きさ「フォントサイズ」は、左から「普通」「大」「特大」
 

トーク画面の背景色を変えるのが一番効果的

ここまで「既読」などの細かい文字を読みやすくする2つの方法を解説しました。画面の背景色を変える方法と、文字の大きさを変える方法です。より効果的なのは、背景色を変える方法です。

色々と試してみて、自分にちょうどよい背景色を選んでみてください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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