ここ数年でさらにヘルシーに進化しており、低糖質向けの「全粒粉パスタ」やグルテンフリー向けの「米粉パスタ」など、選択肢が広がっています。
そんな中でも私のイチオシは、パスタの国・イタリアにおけるオーガニックパスタの先駆者・カスターニョ社の、キュートな赤いレンズ豆(レッドレンティル)のパスタ「オーガニック レッドレンティル フジッリ」! 茹でると黄色に変わります。
主食のパスタで、たんぱく質も脂質も手軽にチャージ
パスタでたんぱく質をチャージする時代がやってきました! ベジタリアンやビーガンの多い欧米では、植物性たんぱく質である「豆」を使ったプロテインパスタが人気な。日本でも、プロテインブームに乗ってネットやオーガニック系スーパーなどで手軽に買えるようになりました。今回紹介する「オーガニック レッドレンティル フジッリ」の原材料は、有機赤レンズ豆粉。レッドレンティルとは赤レンズ豆のことで、フジッリは小さならせん状のパスタを指しています。
レンズ豆はたんぱく質が豊富で、1カップあたり、サラダチキン1個分に匹敵する18gものたんぱく質が含まれています。これで、1日に必要なタンパク質の半分が摂取できるんです。
また、植物性たんぱく質はゆっくり消化されるので、腹持ちがいいのもメリット。体に必要な脂質も含まれており、このパスタだけで主食プラス主菜の役割が果たせます。
食物繊維も同時摂取のダイエットパスタ。腸内老化予防にも◎
豆類はなんといっても食物繊維が豊富。100gあたりの含有量は、ゴボウやさつまいもを軽く上回ります。レンズ豆には、食後の満腹感を与える不溶性食物繊維に加え、脂質を包み込み、消化管に吸収されにくくすることで腸内老化予防に役立つ、水溶性食物繊維も含まれています。また、豆類の食物繊維は茹でると増えるという特性があり、パスタ調理向き。さらに、細胞のターンオーバーや味覚改善にも重要な亜鉛、血流と酸素の流れをよくするマグネシウムなどの栄養素も数多く摂取できるので、体全体の調子を整えられるのも魅力です。
野菜・ナッツ類とあわせてボリューミーなパスタサラダに
パスタだけで食べてもおいしいのですが、ビタミンA・Cが豊富なトマトやブロッコリーなどの野菜や、ビタミンE豊富なナッツ類を加えた主役級のパスタサラダはいかがでしょう? 抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eは、タンパク質の吸収合成を助けます。オリーブオイルで和えることで、さらに抗酸化パワーがアップ!また食感がやわらかいので、スープパスタにしてもおいしいですよ。見た目はパスタ、食べると豆! このギャップを楽しんで。
ちなみに、カスターニョ社にはひよこ豆、グリーン豆、海藻入りパスタなどのバリエーションもあるので、お気に入りを探してみてくださいね。
DATA
カスターニョ┃オーガニック レッドレンティル フジッリ
内容量:250g
原材料:有機赤レンズ豆粉
エネルギー:338kcal(100gあたり)
たんぱく質:27g(100gあたり)