毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の栄養・効能

菜の花の栄養・選び方・保存方法

小さな黄色い花をつける菜の花は、つぼみ・茎・葉を食べる花野菜です。独特な苦みが、体を中からシャキっと目覚めさせます。菜の花の選び方・保存方法・下ごしらえ・旬情報を紹介しています。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

菜の花

咲く寸前のつぼみがおいしい野菜です


ほんのりとした苦みがくせになる菜の花。春の野菜と思われがちですが、実際は冬から春にかけて出回る野菜です。まだ咲いていない、ぷっくりとしたつぼみ、太い茎、柔らかい葉を丸ごと食べることのできる、季節感が満点の花野菜です。

菜の花の栄養

菜の花は、含まれている栄養素の種類が多くて豊富なことで知られています。

特に多いのがビタミンC、B1、B2、カルシウム、カリウム、食物繊維です。これらの栄養素は、野菜の中でもトップクラスの含有量です。その他に、女性に不足がちな葉酸や鉄などのミネラルも含まれています。

春の食卓に菜の花料理を一品プラスするだけで、効率的に幅広い栄養を摂取することができるので、おすすめです。

よい菜の花の選び方

よい菜の花の選び方
茎が紙で束ねられているものが多いです
  • つぼみが小さくそろっているものを選びましょう。つぼみが咲いてしまっていると、味が落ちているので、避けた方がよいです
  • 葉・茎がやわらかく、切り口がみずみずしいものを。
  • 葉の色は、鮮やかなグリーンのものが新鮮です
  • 全体的にシャンとしているものを選びます


菜の花の保存方法

菜の花の保存
乾燥させないように、袋で保存です
  • 乾燥に弱いのでビニール袋か新聞紙に包みます。畑に生えているときと同じ状態になるように、立てて冷蔵庫の野菜室で保存します
  • 余らせてしまうようならば、塩茹でにし、硬く絞ったものをラップにくるんで冷凍保存します

>> 菜の花の旬・種類・下ごしらえへ


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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