筋膜リリースの効果とは?
筋膜」とは全身を覆っている筋肉を包む膜のこと。筋膜リリースは、硬くなった筋膜を緩める行為を指します。
長時間同じ姿勢を続けると筋膜が硬くなります。この状態を放っておくと、コリや張りの原因に……。「固まったぁ~」と思ったら筋膜リリースを行ってみましょう! 筋膜リリースの効果は次の通りです。
<筋膜リリースの効果>
・コリや張り感の緩和
・柔軟性UP
・血行不良の緩和
・むくみ、冷え感の緩和
・姿勢の改善
ダイエットをしている人、コリや張りを感じる人は、試してみてはいかがでしょうか? セルフでの筋膜リリースには、テニスボールを使うといいという意見もありますが、個人的には「ラクロスボール」が断然おすすめ。
私自身「ATHLETIC MART」のラクロスボールを使用して、マッサージや腰痛のケアをした経験があり、イチオシです。
テニスボールよりラクロスボールがおすすめな3つの理由
テニスボールよりラクロスボールをおすすめする理由
ラクロスボールとテニスボールは大きさはほぼ同じ(約6cm)ですが、大きな違いは「固さ」と「表面の素材」。ラクロスボールは、テニスボールのように中が空洞ではなく固さがあり、重さも2~3倍ほどずっしりとしています。また、ラクロスボールは表面がゴムのため滑りにくいところも、マッサージに使いやすいポイント。刺激が強すぎないよう、はじめての方は注意しながら使いましょう。
<ラクロスボールのメリット>
・硬さが適切
・表面がゴムなのでグリップが効く
・ピンポイントに刺激できる
<テニスボールのデメリット>
・柔らかいため潰れる可能性もある
・ボールが動きやすい(すべる)
・刺激が弱い
私が筋膜リリースの概念に出会ったのは、2012年頃。当時は仕事を詰め込み過ぎていたせいで、肉体疲労による腰痛がひどく、立っているのも辛い状況でした。そんななか、筋膜リリースの参考書を読んでいると、ラクロスボールを使った活用方法が書かれているのを発見。お尻や腰などの気になる部分に1分間ボールを当てるだけの簡単な方法ですが、数週間もすると痛みは消え、腰痛も嘘のようにおさまっていたのです(※効果には個人差があります)。はじめはボールを当てると強い痛みがあったので、少しずつ力加減を調整しながらおこなってみてください。
このような経験から、私はテニスボールよりラクロスボールをおすすめしています。
ラクロスボールを使ってセルフでできる「筋膜リリース」のやり方
筋膜リリースのやり方を2パターンをご紹介!
1. カラダに当て1分間キープする
2. 動かずじっとしていること
3. 呼吸を止めない
それでは早速、以下の筋膜リリースを行ってみましょう!
■下半身のだるさに効く筋膜リリース
1. ほぐしたい側の足を反対側へかけます。
1. ほぐしたい側の足を反対側へかけます
2. ボールをお尻にのせて1分キープ! 反対も同じく1分行いましょう。
2. ボールをお尻にのせて1分キープ!
■腰痛をほぐす筋膜リリース
1. ラクロスボールを2つ用意します。
2. ボールを横並びにしたまま腰に当てます。
ボールを横並びにしたまま腰に当てます。
3. そのまま仰向けに寝転がり1分間キープ!
そのまま仰向けに寝転がり1分間キープ!
■おすすめのラクロスボール
ラクロスボールはさまざまな商品が販売されていますが、大きさ・グリップ力などを総合的に見て、ATHLETIC MARTのラクロスボールをおすすめします。DATA
ATHLETIC MART|ラクロスボール
サイズ:直径約6cm
重さ:約148g(1個あたり)
カラー:オレンジ×ホワイト、オレンジ×イエロー
■腰痛ならこのラクロスボール!
「ATHLETIC MART」には、ラクロスボールが2つ繋がったアイテムもあります。「腰痛をほぐす筋膜リリース」には、ラクロスボールを2つ使用するのですが、こちらは2つ繋がっているので、肩や腰に当てる際に重宝します。腰痛が気になる方にはこちらがおすすめです。
DATA
ATHLETIC MART|ピーナッツ型ストレッチボール
サイズ:全長約12cm
重さ:約325g
カラー:ピンク、ブルー、蛍光イエロー
以上、筋膜リリースのやり方とおすすめのラクロスボールをご紹介しました。体のだるさに悩んでいる人はぜひ試してみてくださいね。