ベルナルドの「オルガンザ」
実はフランスのレストランでも愛用されているオルガンザ。飽きがこず、長く使えること間違いなしです。
ミニマムな装飾がシック! 和食とも相性◎
オルガンザのプレートは洋食器によくある縁がなく、クープと呼ばれるごく浅い深みを持たせた、つるんとした形が特徴です。縁がないので皿全体を盛り付けに使えて、焼き魚やトンカツのような長さのある料理もすっきりと収まります。煮物やスープのようなちょっと深さが欲しい料理には、平皿深皿(19cm)がぴったり。全体に施されている布の縦糸と横糸をイメージさせる細い線の装飾が、現代的でナチュラルな温かみを与えています。白い食器は飽きないと言われますが、他の真っ白な食器は使い続けるうちに味気なく感じて、結局出番が少なくなってしまうことが多かったんです。
一方で、オルガンザはそのミニマムな装飾が他の白い食器と差をつけていて、長く使い続けても飽きを感じたことはありません。また、食器と同色の白い装飾なので、他の食器やテーブルマットの色柄を選ばず使えて活用度が高いのもうれしいポイントです。
フランスのレストランやシェフから選ばれるワケ
食器が好きで昔からベルナルドの絵付けされた食器に憧れていましたが、高価でなかなか手が出ませんでした。10年位前でしょうか、手頃な価格のホワイトシリーズが発売されたときにすぐにオルガンザを購入したら、その後パリのレストランやホテルでも見かけるようになり、今日ではかなりの確率で使用されています。レストランが選ぶのですから、その品質と使い勝手の良さは保証済み。シンプルな色とデザインでインテリアや料理を選ばずに使えること、食洗機に対応していること、ちょうどよい厚みで重ねても場所を取らずすっきり収納できることなどが選ばれる理由でしょう。マグカップを落として割ってしまった以外は、一枚も欠けていないので丈夫だと思います。長く続いているシリーズなので少しずつ買い集めて楽しむのもいいですね。
いつもの料理がワンランク上になる透明感のある白
オルガンザに盛り付けるとどんな料理もおいしそうに見える! その秘密は「白色」。白い食器といっても青みがかった白、クリームがかった白などさまざまですが、オルガンザの白は混じり気のない、澄み切った白です。ベルナルドの磁器はフランス西南部にあるリモージュという都市で作られており、「リモージュ磁器」と呼ばれる、品がある佇まいと美しい白が特徴のひとつ。この白色が、家庭料理をよりおいしそうなワンランク上の料理へと変えてくれるのです。
日本での価格は安価ではありませんが、この価格でこの品質ならコスパが高いと自信を持って言えます。ぜひ使ってみてくださいね。
DATA
BERNARDAUD(ベルナルド)┃Organza(オルガンザ)