全国一斉休校で子どもの運動量はどう変わる?

パソコンを見る小学生

全国一斉休校で室内で過ごす時間が大幅に増えている子どもたち。どうしても運動不足になりがちな毎日に、家庭内でできることは? ※画像はイメージ


新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐための取り組みとして、急遽始まった全国の小中高の臨時一斉休校。突然のことで生徒である子どもたちはもちろん、保護者の方々も「いつもの日常」が過ごせないことに戸惑いや不安などを抱えていらっしゃることと思います。

授業が受けられないことはもちろん、子どもたちの運動量の変化も気になるところです。毎日の通学もなく、部活動もなく、大勢が集まる場所への外出も控えるようにと言われ、歩く時間も少なくなっているのではないでしょうか。休校期間が長くなればなるほど、体を動かさないことによる運動量の低下が懸念されます。
 

長期間の室内生活……PC、タブレット活用も制限なしは体に悪影響

こうした状況を踏まえ、子どもたちが自宅で過ごす時間が少しでも充実したものになるよう、現在さまざまな教育コンテンツや娯楽作品が無料配布されています。こうしたコンテンツはPCやタブレットなどで使えるものが多く、これらに加えてYouTubeをはじめとする動画視聴や、室内でできるゲームなどの時間が長くなると、どうしても体を動かす時間は普段以上に減ってしまうでしょう。

PCやタブレットの画面を同じ姿勢で長時間見続けることは、猫背などの姿勢悪化の要因にもなってしまいますし、首や背中の筋肉が緊張し続けることで、肩こりや筋緊張性の頭痛などを引き起こす心配もあります。また、近いところばかりを見続けることは視力にも大きな影響を及ぼします。充実したコンテンツを子どもの勉強や息抜きに役立てる一方で、体を動かす習慣も意識的に作っていきたいところです。
 

家庭内で子どもの体力を維持するコツ……「座る時間をぶつ切りに」を心がける

今回は非常に特殊な出来事ですので、ある程度運動量が減ってしまうのは致し方ないところもあるかもしれません。それでもなるべく体力を落とさずに過ごすためには、座って過ごす時間を「ぶつ切り」にすることを心がけましょう。具体的には同じことを1時間以上続けないことです。

たとえば「家での過ごし方時間割」を作成し、1時間を越えるものはその合間に運動や体を動かすことを組み入れます。一つのことを50分行ったら10分は休憩し、そこで体を動かすようにします。家のお手伝いでも構いません。保護者の皆さんにはあらかじめ子どもの年齢に合わせてできる「家でやってもらいたいお手伝い」を書き出しておき、活動量が減らないようにという理由で家事のお手伝いをお願いするといいかもしれません。

また屋外は屋内に比べて感染リスクが比較的少ないと考えられているため、自宅前で縄跳びを行ったり、軽く体操を行ったり、近所をジョギングしたり、自転車で一周するといったこともよいと思います。
 

ウイルス感染対策にプラスして、健康のために適度な運動を

ウイルス感染を防ぐための措置としてとられた一斉休校要請ですが、自分の体を守るための免疫力も高めておきたいところです。そのためにも体をなまらせないように適度に運動を続けること、活動範囲が狭くなってもなるべく活動量を維持することを心がけましょう。
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