知っておきたいシシャモの栄養基礎知識

シシャモの種類・旬

シシャモは北海道の一部の地域である太平洋側でのみ採れる体長10cm程度の小さな魚です。シシャモには「シシャモ」と「カラフトシシャモ」があります。国内産の「シシャモ」は猟期が川をさかのぼる時期である10~11月に限定されるため、「シシャモ」の旬は秋です。「本シシャモ」の流通量は非常に少ないです。

一般に販売されているシシャモの大半はノルウェーなどからの輸入品の「カラフトシシャモ」で、海で一生を過ごすため旬が分かりません。「子持ちシシャモ」もカラフトシシャモのメスで、大半が輸入品です。オスのシシャモは冷凍品が多い印象ですがフライにして販売されていることが多いようです。
 

シシャモの選び方と食べ方・加工法

シシャモは、そのまま火であぶって食べるのが最も一般的だと思いますが、揚げたり、揚げたものを酢漬けにして南蛮漬けのようにしたりしてもおいしいです。フライにしてもたんぱくな味でなのでフライにも合います。一般的な白身魚と同じような調理法が合う魚と言えるでしょう。

小さい魚なので、しっかり火を通せば骨まで食べることができます。カルシウムの補給などにも上手に利用してください。

頻度は少ないと思いますが、北海道から「生シシャモ」が手に入ったというような場合は、醤油煮にしてもおいしいですし、炊き込みご飯にしてもおいしくいただけます。
 

シシャモの栄養素・子持ちシシャモの方が栄養価が高い?

シシャモの栄養素としては、カルシウムとビタミンB12が豊富に含まれています。たんぱく質が多く、脂質が少ないため、ダイエット中にもオススメと言えるかもしれません。
 
シシャモは川をさかのぼるのに対し、カラフトシシャモは一生を海の中で過ごします。そのため、シシャモのほうが脂肪分が少なく、その分、たんぱく質含量が多いのが特徴です。その分、カロリーもシシャモのほうが少ないですが、誤差範囲かなという程度です。100g当たり、シシャモは166kcal、カラフトシシャモは177kcalです。
 

シシャモの健康効果

特筆すべきはなんと言ってもカルシウムです。頭から尻尾まで食べることができるため、効率の良いカルシウム源といえます。また、魚自体が小さいので、はらわたを出さずに食べることも多いため、内臓に含まれているビタミン類も逃さず食べることができることも大きなメリットです。

健康効果としては、筆頭に上げられるのは骨を丈夫にしてくれるため「骨粗しょう症」予防の食材とも言えるでしょう。また、カルシウムは骨だけでなく筋肉を作る際にも必要なので、運動をがんばりたい人にもよい食材だと思います。
 

シシャモの食べ過ぎのリスク・注意点

食べ過ぎるといっても限度があるでしょうから、問題ないと思いますが、子持ちシシャモの場合は「魚卵」も食べることになりますので、コレステロールが気になる人はフライなどにするのは控えたほうがよいかもしれませんね。
 

安くて食べやすいシシャモ、もっと食卓で活用を

シシャモは安価で流通も安定しており、焼くだけで十分おいしく調理も簡単なので、食卓で活用してほしい食材です。めざしほど硬くなく、小さい子どもさんでも食べやすいと思いますので、ぜひ無理のない範囲で食べさせてあげてください。
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