2019年のトレンドアイテム「ブラウンリップ」
2019年のトレンドアイテムのひとつが、ブラウンリップ。色によっては顔色をくすませ、唇のインパクトが増すことによってメイクのバランスが取りにくくなるなど、アラフォー世代には難易度が高いアイテムです。実際のところ敬遠してきた人が多いかもしれませんが、上手に取り入れると、ブラウンリップは、ひと塗りで旬な顔になれるだけでなく、オシャレで秋冬らしいメイクに仕上がったりします。そのため1本持っておくと、メイクの幅が広がること間違いなし!
とはいえ、春には出番が少なくなることを考えると、プチプラで試してみるのがおすすめです。プチプラブランド発のブラウンリップの中から、特に人気が高く、アラフォー世代におすすめの2品とブラウンリップを上手に楽しむためのポイントをご紹介します。
アラフォー世代におすすめの“プチプラ”ブラウンリップ
アラフォー世代でも挑戦しやすいブラウンリップは、下記の2品です。1. ちふれ「口紅(詰替用)」#748 ブラウン系 500円以下という安価な価格ながら色の種類が豊富で、発色や使用感もなかなかいい、と評判のちふれ の「口紅(詰替用)」(全30色/税抜350円)。華やかな印象に仕上がる明るいカラーや肌なじみのいい優しいカラー、そして、深みのあるカラーなど全部で30色という充実のラインナップで魅了してくれます。
ブラウンは2種類あって、パール入りのより深みのあるブラウンと赤みの強いノンパールのブラウンとがありますが、私が愛用しているのは後者の「748 ブラウン系」です。 こちらのカラーは、「549 レッド系パール」とともに、「エロリップ」と呼ばれてSNSなどでその人気に火がついた商品。それだけに欠品している店舗も多いかもしれません。
「748 ブラウン系」は、ローズ系ブラウンで色っぽくなるほか、上品な印象に仕上げてくれますから、アラフォー世代にこそおすすめなのです。
唇にしっとりと吸い付くようなテクスチャーで、セミマットな仕上がり。代表的なお悩みでもある唇の縦じわを悪目立ちさせる心配がないのも嬉しいです。
2. セザンヌ「ラスティング リップカラーN」105 ブラウン系 プチプラリップの中ではこちらも人気が高い、セザンヌの「ラスティング リップカラーN」(税抜480円)。ケース付きなので、先にご紹介したちふれのリップと同じような価格になります。ちふれほど色展開は豊富ではありませんが、11色展開なのでひと通りのカラーが勢揃いしているといえます。
「105 ブラウン系」は、赤みブラウン。若干明るさがあり、それだけに毒々しい印象になったり、沈んだりすることはありません。 一見ちふれの「748 ブラウン系」とよく似ているように見えますが、それよりも黄みが強く、明るさとツヤがあり、テクスチャーも軽やかです。 肌なじみもセザンヌの「105 ブラウン系」の方がよく、柔らかな印象に仕上がります。ちふれの方がしっとりとした使用感ですが、セザンヌにもうるおいはあります。
ブラウンリップの注意点
アラフォー世代がブラウンリップを取り入れるには、いくつか注意点があります。1. ベースメイクは明るいツヤ肌に
まず老けて見えないようベースメイクでは明るさとツヤを出しておく必要があります。明るさというのはファンデを一段階明るくするという意味ではなく、肌の明度を上げておくという意味です。そのためには、気になるくすみをしっかりとカバーしておくことが大切です。
2. チークは血色感を重視する
チークでは骨格を強調するのではなく、血色感をプラスすることが大切です。肌がくすんで見えないようチークでも調整しましょう。
3. アイメイクは作り込みすぎない
ブラウンリップを使うと唇のインパクトが強くなるので、引き算で目元は軽く仕上げることが大切です。ベージュや淡いオレンジなど同系色の明るいカラーでシンプルに仕上げましょう。
4. 似合わないと思った時はグロスの出番
気に入って買ったはずのブラウンリップが自分で使うと似合わないと感じた時や今日のメイクになんとなくしっくりこないと感じた時は、グロスの出番。赤みを抑えたいならブルーを、もっと肌なじみをよくしたいならイエローを、重たさを感じてしまったら繊細なパールやラメ入りのものをかさねて調整しましょう。
今回は、トレンドのブラウンリップにスポットを当て、アラフォー世代におすすめの2品とアラフォー世代がブラウンリップを上手に楽しむためのポイントをご紹介しました。ぜひ参考にしていただき、トレンドメイクを楽しんでみてください。