31歳からの恋愛相談室/島田佳奈さんの回答

事実婚を望む彼氏。私は法律婚がしたいです

【31歳からの恋愛相談室/アドバイザー:島田佳奈】彼氏ととても順調に交際中で、そろそろ結婚がしたいと思っている相談者さん。しかし彼氏は結婚願望がなく、事実婚状態でいいと言っているそう。そこで今回は、彼氏に結婚願望がない場合の対処法についてお話しします。

執筆者:All About 編集部

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31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は島田佳奈さん

「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、島田佳奈さんです

「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、島田佳奈さんです

オトナ女子の恋活・婚活にまつわる悩みにお答えする、その名も「31歳からの恋愛相談室」。今回の回答者は「島田佳奈さん」が担当します。


■島田佳奈さんプロフィール
今回の回答者:島田佳奈さん

今回の回答者:島田佳奈さん


「本能のままに恋愛を楽しもう」がポリシー!奔放な恋愛経験を元に語る“女豹”ライター

モデル・OL・キャバ嬢・バイヤー・広告代理店・SE等多彩な経歴ののち、作家に転身。『人のオトコを奪る方法』『アラフォー独女の生きる道』他著作多数。奔放な恋愛経験と独自の恋愛観が好評。

All Aboutガイドページ
twitter:@shimadakana
 

お悩み:私は法律婚がしたいのですが、彼氏は事実婚希望です

お悩み:私は法律婚がしたいのですが、彼氏は事実婚希望です

お悩み:私は法律婚がしたいのですが、彼氏は事実婚希望です

■まきうささん(43歳・派遣社員)のお悩み
マッチングアプリで出会った3歳年下の彼と交際9カ月になります。出会った瞬間から惹かれ合い、トントン拍子で3カ月後、同棲することになりました。彼は年収の高い職業なので、家賃、生活費はすべて負担してくれています。
 
そんな申し分ない彼ですが、結婚願望がありません。ただ、子供はほしいようです。なお、バツイチなどではありません。
 
私は結婚したいので、それとなく伝えたことはあります。でも、彼は籍を入れない事実婚状態がいいと言っていました。ずっと私を大切にすると、プロポーズのようなことは言われ続けているものの、モヤモヤします。私は世間に認められる関係になりたいのに……。
 
結婚願望がない男性は、この先も変わらないと思ったほうがいいのでしょうか。
 
彼とは年末年始も海外で一緒に過ごし、近々、海外旅行にも行く予定です。趣味嗜好も似ていて、とても居心地のいい彼! 大好きなのにしっくりこない状況をどうにかしたいです。アドバイスいただけたら幸いです。
 

アドバイス1:彼が本当に結婚願望なしかどうかはわからない

アドバイス1:彼が本当に結婚願望なしかどうかはわからない

アドバイス1:彼が本当に結婚願望なしかどうかはわからない

彼は今、結婚願望がないとのこと。これは「本当にない」可能性もあるし、厳しいお話ですが「あなたとの結婚に対して願望がない」可能性もあります。
 
というのも、気になったのが、彼は子供がほしそうという部分です。もしかしたら、法律婚をする相手は「妊娠確率の高い年齢の女性」と考えているかもしれないのです。
 
ただ、もしそうだったとしても、彼があなたを愛していないという訳ではありません。むしろ大切に思っているからこそ、伝えられない部分があるのかもしれませんね。
 
「結婚願望がない男性は、この先も変わらないと思ったほうがいいのでしょうか」とのことですが、彼の本心がわからない(かつ、聞いても本当のことを教えてくれるかはわからない)以上、変わるとも変わらないとも言い切れません。
 
とはいえ、あなたの言動・行動次第で、状況が変わる可能性はもちろんあります。
 

アドバイス2:法律婚にこだわる本当の理由は何かを自問してみて

まずは、あなたが法律婚にこだわる理由を、今一度よく考えてみてください。
 
究極、「とにかく彼のことが世界一好き」ということならば、結婚する・しないはあまり関係ないはずですよね。とても仲良くしていて、金銭的にもいろいろ負担してもらっていて、さらに「一緒に住む」というところまでいっているのですから。
 
ご相談には「私は世間に認められる関係になりたい」とあったので、もしかすると、過去に世間からは認められない、つらい恋愛を経験なさった後なのかもしれませんね。
 
ただ、世間に認められる云々というのは、既にそれが「自分の恋愛ではない」状態ではないでしょうか。恋愛は、誰かに認められるためにするものではないはずです。結婚したい理由として、世間に認められたいというだけでは、同意しかねるという男性は多いと思いますよ。
 
逆に、確固たる理由や信念があるのなら、それを伝えて説得すれば、彼が同意してくれる可能性がグッと高まるはずです。
 
ここから先は、もしかすると、のお話ですが……「しっかり繋ぎ止めておかないと、彼は逃げてしまうのではないか」という不安がある、ということはありませんか?
 
金銭的にも頼れる相手だからこそ逃したくないという思いがあるとしたら、ちょっと待って。いい男ほど、精神的・経済的に寄りかかる前提の女性を選びはしないからです。その場合は、結婚云々よりも、まずは精神的にも経済的にも、自立することを第一に考えることをおすすめします。
 

アドバイス3:事実婚のデメリットをプレゼンするのもアリ

あとは冷静に、法律婚をするメリットを訴えるというのも、手段の1つです。事実婚と法律婚の何が違うのかという部分をきちんと説明するのです。
 
たとえば、子供を産むことを考えると、法律婚をした方が手間は少ないでしょう。ただ子供は授かりものなので、切り札にはしにくいかもしれません。
 
あるいは、50代になってからの問題を伝えてみるのもいいでしょう。今の日本では、法律婚をしていないと、すんなりと「家族」と認められないケースも多々あります。たとえばどちらかが入院したときに、手術の同意署名や面会ができない場合があります。長年一緒に住んでいながら、大事な場面で家族としての役割を果たせないなんて、とても悲しいですよね。
 
このような話をしっかり伝えて、それでも事実婚を彼が選ぶというのならば、「あなたがそれほど入籍したくない、事実婚を通したい理由は何ですか?」と、単刀直入に聞いてみては。本人を前にすると、なかなか聞きづらいかもしれませんが、大切なことです。
 
まきうささんが心にモヤつきを抱えることなく、彼との生活を心から楽しめるようになるよう、祈っています。

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