運動と健康

手軽で場所をとらないトレーニング「腹筋ローラー」

引き締まった腹筋に憧れていても、どんな方法が効果的かわからない方や、時間をかけられないという方は多いでしょう。カイロプラクティック理学士で筋トレにも詳しい檜垣暁子さんが、そんな方のために腹筋ローラーを紹介してくれました。

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

 
持ち運びも簡単で筋トレも始めやすい腹筋ローラーです

組み立て不要でコンパクトだから手軽に筋トレを始められる


私はカイロプラクティック理学士として、治療室を開院しています。治療室には腰痛に悩まれている方が多くいらっしゃるのですが、同時にぽっこりとしたお腹にも悩まれていることがあるのです。ぽっこりとしたお腹は腹筋の力が弱いことが原因。これによって姿勢が維持できず、腰に負担がかかって腰痛を発症する場合があります。

お腹周りの余分なお肉は、男女問わず気になるもの。お腹の引締めには、運動が効果的ということは知っていても「何をしたらいいの?」「運動する時間がない」という声が多いようです。
 
そこでおすすめしたいのが、数分間の運動時間で効果が実感できる、「XYSTUS(ジスタス) スリムトレーナーTR 腹筋ローラー」。
 
「 XYSTUS(ジスタス) スリムトレーナーTR 腹筋ローラー」はローラー部分の直径が15cmと小さい分、姿勢が低くなり、より負荷がかかりやすい構造。そのぶん運動時間を短縮でき、効果もあらわれやすくなります。
 
またトレーニング器具というと、場所をとるイメージがありますが、これはコンパクトで収納性抜群。さらに集合住宅でも静かに転がせるよう、ローラーが軟質樹脂製になっていることも使いやすさの一つですね。

 

 

動きはシンプルでも効果的に鍛えられる


腹筋ローラーを使った運動は、動作としてはとてもシンプルで、初心者でも簡単に鍛えられるおすすめの運動です。
 
まず床に四つん這いの姿勢になり、ローラーのグリップを両手で握ります。両膝をついたまま、ローラーを前方へゆっくりと転がし、両肘を伸ばしていきましょう。ご自身の可能な範囲まで転がしたら、ローラーを手前に転がし、最初の姿勢へ戻していきます。
 
とてもシンプルで簡単な動きですが、思った以上にお腹に効いてびっくりしますよ。「たったこれだけでいいのかな?」と思っていても、一度に10回ほど繰り返すだけで、少しずつお腹に変化があらわれてきます。
 
床で転がしても音は静かなので、集合住宅や夜中の筋トレも音を気にせず快適。持ち運びも軽くコンパクトなので、収納が楽な点もおすすめです。つい筋トレを忘れてしまうという人もいるかと思いますが、忘れないために目につく場所へ置いておく場合でも、場所をとらないメリットもあります。

 

家族で共用できるコミュニケーションツール

 
シンプルな動きですが、お腹にきいているのが実感できます

フローリングでも滑りにくい軟質樹脂製のローラー


実はローラーをコロコロ転がすという動きは見た目では簡単そうですが、実際に使ってみると、けっこうお腹に効くもの。使い始めた頃は、ローラーを前方へ転がしたものの、腹筋のパワーを発揮できず、プルプルしながらお腹を床へペタンとつけてしまったこともあります。

その様子が子どもにとってはおもしろいようで、見よう見まねでチャレンジします。今では、家族とのコミュニケーションツールとして大活躍。家族全員、「XYSTUS(ジスタス) スリムトレーナーTR 腹筋ローラー」を愛用しています。
 
膝をついて転がすことに慣れてきたら、膝をつけずに転がすことで強度を高めることができ、より効果的。ご自身のレベルに合わせて使用できるところも、イチオシのポイントです。
 
まずは週に2~3回、10回を1セット×2回を目安に続けることをおすすめします。それでも辛い場合は、1セットの回数を減らしてもOK。私の場合は、翌日から数日、腹筋の存在を感じるような痛みがありました。しかし少しずつ痛みが出なくなり、1ヶ月もするとお腹がすっきりしたように感じましたよ。
 
効果があらわれると、安心してつい食欲のままに食べてしまいがちですが、そこはセーブしましょう。

 

DATA
TOEI LIGHT(トーエイライト) |XYSTUS(ジスタス) スリムトレーナーTR 腹筋ローラー

カラー: グレー/レッド
重量: 400g
サイズ: 幅30cmホイール直径15cm
 

※腹筋ローラーは、腰への負荷が強まる可能性があるため、腰痛がある人、腰に不安がある人はトレーニングにご注意ください

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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