防災リュックに入れる化粧品は、ひとつあればどこにでも使える「万能コスメ」であることが大前提。万能コスメとして必要な要素をすべて兼ね備えているのが「IHADA 薬用バーム」です。
高精製ワセリンをベースとしたバーム仕立てだから、保湿力はバツグン。そのうえ、敏感肌処方&炎症を抑える成分(※グリチルレチン酸ステアリル)が配合されているため、過酷な状況下のお肌にも問題なく使えます。お肌だけでなく、唇の乾燥にも使える万能コスメです!
そもそも、防災グッズになぜ「化粧品」が必要?
いざというときに備えて、防災リュックを備えている方も多いかと思います。我が家も首相官邸のホームページを参考にベッドサイドに準備していますが、+αとして、化粧品をひとつ忍ばせています。
「避難時に化粧品だなんて不謹慎!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、化粧品の定義としてある「皮膚、もしくは毛髪をすこやかに保つ」という役割はとても重要なもの。
実際、私は阪神淡路大震災と東日本大震災を経験しています。とくに東日本大震災では震災当日、交通網が遮断されて帰宅できずに、当時働いていた会社で一晩過ごすことになりました。電気は通じていたものの、とても寒くて不安な思いで一晩過ごしたことを記憶しています。翌朝、起きると乾燥のため唇がぱっくりと割れ、爪周りには何か所かささくれもでき、痛くてつらい思いをしました。
そのとき、改めて「いざというときにでも、最低限のスキンケアができるものを持っていなければならない」と思ったのです。
ワセリンベースなので、保湿から肌荒れ防止まで使える
「ひとつでスキンケア効果が期待できて、かさばらないもの」という必要条件のもと、いろんな化粧品を試した末に行き着いたのが資生堂の「IHADA 薬用バーム」です。
私は20gのものではなく、「IHADA 薬用スキンケアセット」というトライアルキットに付属している小さいサイズを、絆創膏などと一緒にリュックの一番取り出しやすい場所に忍ばせています。内容量は5g! とても小さいため、かさばらないのが魅力です。
この薬用バームはワセリンベースのため、保湿力はもちろんのこと、肌荒れを防いでくれる成分も配合されており、いざというときのケアに心強い一品。しかも、顔や唇、手先などどこにでも使えるのが魅力。とても伸びが良いので、緊急避難用として持ち出すのであれば、トライアルサイズの5gでも問題ありません。
防災リュックに化粧品を入れる際の注意点
防災リュックの中身は、それほど頻繁にチェックしないですよね? 私自身がとてもずぼらな性格なこともあるため、防災リュックの点検は年に1回しかしません。使用期限が記載されていない化粧品(薬用化粧品含む)の使用期限は3年。ただ、これは未開封であることが前提です。一度使ってしまったものは微生物の混入などにより劣化が進むため、開封後1年以内に使うことが推奨されています。
こういったことを踏まえて、防災リュックに化粧品を入れる際は「未開封、未使用」の状態で入れてください。そして、容器にいつ購入したかを記載しておくことをおすすめします。
防災リュックの中身をチェックしたときに、購入日から1年過ぎているようであれば普段使いにし、新しく購入したものをリュックに備えるという「ローリングストック」を心がけましょう。
DATA
資生堂|IHADA 薬用バーム
内容量:20g
※トライアルセットはバーム5g、化粧水25ml、乳液15mlの3点セット