共通語は中国語? 台湾語? 英語は通じる?
台湾先住民族、客家人など様々な言葉を持つ人々が住む台湾の公用語は『國語(グォユィ)』。中国大陸で使われている北京語と文法や発音がだいたい同じです。台湾の漢字表記は繁体字(ファンティーヅー)という、旧字体を使用しています。地元の人同士の気軽な会話は『台語(タイユィー)』と呼ばれる台湾語が使われています。『國語(グォユィ)』と文法は同じですが発音がかなり違い、例えるなら日本の標準語と沖縄弁くらいの差があります。その上表記できない(当てはめる漢字がない)言葉もあります。
また、日本統治が50年続いた影響で、台湾には國語(中国語)より日本語のほうが上手という年配の方もいます。台語が不得意な若者もいれば、國語が話せない老人もいます。住んでいる土地の影響ではなく、個々の家庭の環境で変わってくると言えるでしょう。そのようなことから、鉄道の車内アナウンスも國語、台湾語、客家語、英語と4言語で流しています。
ホテルでは英語が通じますし、その他の場所でも若い世代であれば比較的英語が通じますが、タクシーや個人商店では都会でもあまり通じません。話が通じず困ったら、まずは筆談で。お店ならどこからか日本語が話せる人が出てきて助けてくれることもあります。
台湾の通貨と両替
2009年4月現在で1元=約2.9円、1,000元が約2,900円です(2009年4月現在) |
コインは、1、5、10、20、50台湾元があり、紙幣は、赤いお札の100台湾元札をはじめとして、200、500、1,000札、それとあまり出回っていませんが2,000台湾元札があります。
円から元に両替するときは、日本の空港よりも台湾の空港で両替したほうがお得です。また、偽札が出回っていることもあるので、円から元への両替は銀行やホテル、免税店など信頼できるところで行いましょう。トラベラーズチェックは手数料が1枚50台湾元(約150円)と高いので、台湾での使用はあまりおすすめできません。
台湾の気候と服装
台湾の2~4月は、朝晩は肌寒くても昼間は初夏のように暑いことがあります。どんな気温にも対応できるような服装がいいでしょう。5月からは雨の多い季節。午後になると突然バケツをひっくり返したようなスコールが降る日々が7月くらいまで続きます。7~8月は日差しが強く気温も上がりますが、熱帯ではないので意外と大丈夫です。旬のマンゴーデザートをたっぷり味わうために夏に訪れるのもおすすめですよ。ただし日差しの強さはかなりのもの。晴雨兼用の日傘と日焼け止めを用意しておきましょう。
この時期心配なのは台風です。ひとたび台風が来ると、とても外は歩けないほどの台風が台湾を直撃します。台風が来る前日には、オフィスではガラスの破損に備えて窓をガムテープでタテヨコナナメに補強をするほど危険な台風なので、日本と同じくらいだと思わないほうがいいです。7月下旬から10月上旬までは台風が上陸するかどうか必ずチェックして、台風が来る場合は旅程をずらすことをおすすめします。
10月中旬から春までは台湾のベストシーズン。10月は台湾ではまだまだ暑い季節ですから、夏の服装を用意しましょう。台湾では冷房を強めに効かせることが一種のサービスと考えられているため、外が涼しい日でも室内は冷房が効いています。薄手のカーディガンなどを鞄に入れておくことをおすすめします。それと台湾ではこの時期に蚊が出てきます。デング熱の予防に虫除け剤を持って行くと良いでしょう。
台湾には5月の春茶と12月の冬茶、年に2回新茶の季節があります |
旧正月には台湾のレストランや商店が休業したり、交通機関が大混雑するので、この期間の渡航は避けたほうがいいでしょう。