悩みのタネは「おたまの置き場所」
汁物や煮物を作るとき、必ずといっていいほど使うのが「おたま」。でも、ずっと気になっていたのが「おたまを置く場所」です。使った後のおたまは汁がついているので、そのまま置けば汁が垂れてしまいます。まな板やキッチンボードにそのまま置くのも気が引けるため、ずっと小皿に寝かせて置いていました。
この方法の欠点は「場所を取ること」。おたまの柄が長いので、貴重なキッチンスペースが削られてしまう……。私と同じストレスを感じる方も多いのではないでしょうか?
そこで私がオススメしたいのが「EAトCO(イイトコ)」のおたま立て、その名も「Oki(オキ)」です。
おたまを「ひっかけて立てる」というシンプルなつくり
「オキ」は、上から見るとこんな感じ。 横からみると、こんな感じです。作りはいたってシンプル。おたまを立てることだけを目的に作られており、まな板や鍋のふたを立てることはできません。でも、その分、とにかく場所を取りません。もちろん、おたまを立てる分の場所は必要ですが、横に置いていた時と比べると、ぐっと使えるスペースが広くなったことを実感します。
使い方はとても簡単。おたまを上の部分にひっかけるだけです。
深さが3センチ以下のお玉であれば、ここにひっかかります。ステンレス製で余計な飾りがないので、汚れが隙間に入ることもなく、洗うのがラクな点もイチオシポイントです。
注意点は、内側を洗うときに、ひっかける部分の角が指に当たることがある点。尖っているわけではないのですが、当たるとちょっと痛いです。
スプーンの置き場所にもなる
私は、調理のときにスプーンを使うことが多く、「オキ」をおたまだけでなく、スプーン置き場としても使っています。
調理の仕方や性格にもよるのでしょうが、これまで私は調理器具の置き場が決まっていないと、あちこちに置いてしまい、迷子になって結局新しいものを使うことがよくありました。でも、この「オキ」を使うことで、おたまとスプーンの定位置が決まり、こうしたプチストレスから解放されたのです。
「オキ」はシンプルで他の機能はありませんが、用途を絞ることによって使いやすさが格段にアップしていると感じます。これからはお鍋の季節。テーブルに置いても違和感がなく、大いに活躍しそうです。
■DATA
EAトCO
Oki オキ レードルスタンド
材質/ステンレス
製品寸法/約W93×D86×H27mm
2000円(税別)
公式オンラインサイト