定評あるエプソンダイレクトのサポート
PCを店頭でしか購入しないユーザーには、エプソンダイレクトはなじみの薄いメーカーかもしれません。同社製品は、一部PCショップでの取り扱いもありますが、基本的には直販専門だからです。しかし、実は20年近い実績を持つ、国内老舗メーカーでもあります。エプソンダイレクトのPCは、豊富なカスタマイズメニューはもちろん、サポートやアフターサービスの早さ、正確さで非常に高い評価を得ています。ノートパソコン・ガイドの上倉さんと共同で、エプソンダイレクトの取材に行ってきました。
エプソンダイレクトの本社(長野県松本市) |
訪れたのは、長野県松本市にあるエプソンダイレクト本社と、安曇野市にあるデスクトップPCの修理拠点です。エプソンダイレクト本社では、エプソンダイレクトのサポート全体についてお話を伺いました。内容については、上倉さんの記事をご覧ください。
エプソンダイレクト サポートの実態(ノートパソコンガイド、上倉さんの記事)
「1日修理」がポリシー
エプソンダイレクトでは、新規直販PCの納期を2日とする「納期保証」サービスを行っています(一部地域除く)。修理においても、故障PCが修理拠点に到着した日の翌日までに修理を終えてユーザーに返送する、「1日修理」サービスを公約しています。搬送にかかる日数を入れても、ユーザーは4日程度で修理されたPCを受け取れるわけです。この小回りの良さは、直販専門メーカーならでは。1日たりともPCを手放せないユーザーには、実にうれしいサービスだといえるでしょう。
「1日修理」は、無償保証期間内あるいはピックアップ保守サービス契約のユーザーが対象。到着日の当日または翌日が休日の場合には、翌営業日または翌々営業日の返送となる。
修理フロアは、意外にこぢんまりとしている |
まず、ユーザーから修理に出されたPCは、受付窓口からデスクトップ、ノートそれぞれの修理拠点に搬送されます。今回訪問した長野県安曇野市の修理拠点に持ち込まれるのは、デスクトップPCのみです(ノートPCは東京都日野市の拠点)。
修理に盛り込まれたPCは、クリア・フォルダの色で管理されている |
持ち込まれたPCの箱には、それぞれ「起動しない」などの症状が書かれた用紙が添付されています。この用紙は受付曜日によって異なる色の、クリア・フォルダで管理されています。翌日に搬入されたPCは、違う色のフォルダで管理されるため、これにより、「持ち込まれた翌日まで修理」を保証することができるわけです。
それにしても、プリンタやDVDレコーダーなど、さまざまな箱で持ち込まれていますね。修理や引っ越しの際に困らないよう、できれば、PCの箱は捨てずに取っておきましょう。
「1日修理」には備え十分……>>NEXT |
CONTENTS
Page1:エプソンダイレクトの修理拠点
Page2:「1日修理」の秘密
Page3:効率的な修理作業
Page4:「0日修理」が70%!