多数あるVistaの製品ライン
現行のWindows XPには、以下の製品ラインがあります。
Home Edition:通常の家庭向け製品。ほとんどのメーカー製PCに採用されています
Professional Edition:企業向けに、ネットワークやセキュリティ機能を強化した製品
Media Center Edition 2005:リモコン操作でTV視聴ができる製品
Tablet PC Edition:ペン操作に対応した製品で、メーカー向け出荷のみ
64-bit Edition:64ビット単位でデータを処理する(他のWindows XPは32ビット)業務用高性能製品
Starter Edition:発展途上国限定の機能限定版(日本での販売なし)
これに対して、Windows Vistaは、以下のような製品ラインで販売されることが明らかにされています。
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HD映像の再生・録画に対応した、Media Center(Windows Vista Home Premiumなどに搭載予定) |
Home Basic:メール、Webや簡単な文書作成を中心とするユーザー向け
Home Premium:Home Basicの機能に加え、高解像なHD(High Definition)映像の再生・録画が可能な「Media Center」、半透明ウィンドウなどの「Aero」、ペン操作に対応
Business:一般的な業務用製品で、ペン操作にも対応
Enterprise:大企業向け製品で、データ暗号化機能などを搭載(店頭でのパッケージ販売は行われない)
Ultimate:Home Premiumに、企業向け製品の機能を加えた高機能版
Starter:発展途上国向けの機能限定版(日本での販売なし)
なお、それぞれの製品(Starterを除く)に、32ビット、64ビットの両方が提供される予定で、計11製品となります。Windows XPの製品ラインとの違いをあげると、Media Center Edition(TV機能対応)やTablet PC Edition(ペン操作対応)が別個の製品とならず、完全に製品ラインに組み込まれたことが特徴です。
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