パリ/パリ基本情報

パリのエリアガイド(6ページ目)

パリは20区に分かれたエスカルゴ。市内を南北に分けるセーヌ川が走り、川の北側を右岸(rive droite、リヴ・ドワット)、南側を左岸(rive gauche、リヴ・ゴーシュ)と呼びます。

野口 裕子

執筆者:野口 裕子

フランスガイド

新開発が進む未来地区、ビブリオテック

ビブリオテック
国立図書館は、4つの本が開いた形になっている © Paris Tourist Office - Photographe : David Lefranc - Architecte : Dominique Perrault

mk2ビブリオテックと背後のミッテラン国立図書館

mk2ビブリオテックと背後のミッテラン国立図書館

さかのぼること1994年にミッテラン国立図書館がセーヌ川沿いに開館したのをきっかけに、2003年にはその隣にフランスの大型映画館チェーン、mk2のシネコンプレックスがオープンし話題になりました。ただの大型映画館ではなく、カフェやレストランが入っていたり、ない作品はないと言われているほどの品揃えを誇る世界中の映画作品を集めたDVDショップがあったりと映画のテーマパークのようです。

今でもあちこちで開発の工事が行われているビブリオテック地区。パリらしからぬ近代的なビルが立ち並ぶ様子は、規模こそ小さいですが、東京のお台場のようです。

 

ベルシー・ヴィラージュ

人工的な村の雰囲気が楽しいベルシー・ヴィラージュ

セーヌ川を渡ると、ワイン倉庫を改造したベルシー・ヴィラージュ(日本語でベルシー村という意味)があり、奥には大型映画館チェーンUGCのシネコンプレックスが、各倉庫にはカフェ、レストラン、食や雑貨などのブティックが入っています。 屋外版ビーナスフォートといった感じの人工村というか、にわか田舎のような雰囲気が楽しい一帯となっています。

知的なシック地区あり、賑やかな繁華街あり、新開発地域ありと、表情豊かな左岸エリア。メトロ14番線が伸びたり、トラムが開通されたりとよりアクセスしやすくなっているので、交通機関をうまく利用して効率よく訪れたいですね。

※ベルシー・ヴィラージュはセーヌ川を渡るので厳密に言えば右岸ですが、ビブリオテックとの近隣性を考えて、こちらで紹介させて頂きました。
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