鍋・フライパンの収納アイデアと使いやすい収納のコツ
毎日使うフライパンや鍋は、出し入れしやすく収納されていますか? 出し入れが面倒だからと、コンロ上に出しっぱなしになっていませんか? 今回は、使いやすくて快適なフライパン・鍋類の収納方法をご紹介いたします。収納が引き出し収納の場合と、観音開き扉収納の場合、それぞれにぴったりのおすすめ収納アイデアをまとめました。ラックを使って縦置きにしたり、ファイルボックスを活用したりと、工夫次第で一気にキッチンがスッキリ! 料理もきっと楽しくなるはずです。
鍋・フライパンの収納の基本ルール
■ルール1:自分にとって必要なフライパン・鍋を厳選する フライパン・鍋類の収納方法について考える前に、まずは、ご自宅内にあるすべてのフライパン・鍋類を出してみましょう。キッチン内に入らないからと、どこか違う場所に保管しているフライパン・鍋類も全部出してみてください。たくさんあるのに、よく使う物がけっこう少ないという方もいるのではないでしょうか。よく使うフライパン・鍋だけを厳選し、優先的に収納しましょう。出し入れしやすい場所に、ゆとりをもって、定位置を決めることが大切です。
ちなみに我が家(夫婦2人、長男、長女の4人家族)で使っているフライパン・鍋は全部で9点。ラインナップは以下のとおりです。
- 卵焼き用フライパン
- フライパン(深)
- フライパン
- 片手鍋(中・小)
- ルクルーゼ
- 土鍋
- 揚げ物鍋
- 茹で鍋(大)
ご家族構成やお料理の頻度によって、フライパン・鍋の量も変わってくるとは思います。ただし、とにかく収納スペースは限られているので、「不要な物を持たない」「必要で気に入っている物だけを持つ」ということが大切です。使っていない物がたくさんあると、必要な物が出し入れしにくくなってしまいます。
■ルール2:できるだけ使いやすい場所に収納する! おすすめはコンロ下 フライパン・鍋類の収納場所として最もおすすめなのは、使う場所に1番近いコンロ下の収納です。
さらに、毎日よく使う物は優先的に、使いやすい場所を定位置として収納しましょう。たとえば「右利きの人なら右手側に毎日使う物を収納する」といった感じです。同じ引き出しの中でも、できるだけ使いやすい場所を考えて収納するようにしましょう。
■ルール3:ワンアクションで出し入れできるように工夫! 引き出し収納なら立てて収納
フライパン・鍋を収納する際のポイントは、大きくわけて2つ。
- 引き出し式の収納では、上から見てわかるように立てて収納
- 観音開きの扉の収納では、前から見てわかるように重ねないように収納
鍋・フライパンの収納方法:引き出し収納の場合
■専用のフライパンラックを利用して、立てて収納 100均の商品が大好きな私ですが、フライパン・鍋類の収納には専用のフライパン・鍋ラックをおすすめしています。重さがある物なので、重さに耐えるしっかりとした物でないと、結局使いづらくなってしまうからです。また、フライパンや鍋の厚みに合わせて自由に仕切り幅を調節できるので、スペースを有効的に使うことができます。手前に空いたスペースにはファイルボックスを入れて、小鍋の収納、油類、ラップやホイルなどを立てて収納しています。ファイルボックスの中で、細かい物が倒れてしまうという場合には、小さなブックエンドを入れるか、プラダンなどでちょうどよい箱を作り仕切ると、快適さがアップしますよ!
■ファイルボックスを利用して、立てて収納
ファイルボックスを利用して立てて収納(出典:RoomClip「シンデレラフィット/システムキッチンの引き出し/スッキリ暮らす/ラクしてスッキリ暮らすコツ…などのインテリア実例 - yuuuの部屋 - 」
鍋・フライパンのの収納方法:観音開き扉収納の場合
■無印良品のポリプロピレン収納ラックやアクリル仕切り棚を活用無印良品のPP収納ラックやアクリル仕切り棚を使って大きなスペースを上手に活用(出典:RoomClip「団地/無印良品/PPケース/キッチン収納/フライパン収納/シンク下…などのインテリア実例 - anの部屋 - 」)
■フライパン専用ラックを使って立てて収納
観音開きタイプの収納でもフライパンラックを活用し立てて収納(出典:RoomClip「シンク下収納/まな板収納/鍋蓋収納/鍋収納/フライパン収納/賃貸…などのインテリア実例 - jucaの部屋 - 」)
鍋・フライパンの収納アイデアと使いやすい収納のコツ:まとめ
今回はフライパン・鍋の収納の基本ルールと、収納アイデアをご紹介しました。ついつい、便利そうなフライパンや鍋を見ると購入したくなってしまいますが、収納場所も限られていますし、1度に調理できるフライパン・鍋の数はコンロの口数を考えるとたいてい3つくらいです。せっかくの便利なグッズでもたくさんありすぎると、出し入れしにくくなり、かえって不便になってしまいます。しっかりと自分にとって必要な物を厳選して、快適な使いやすいキッチンを目指してくださいね。【関連記事】