かんざしの使い方! 初心者でも簡単な夜会巻きヘアアレンジ
マジェステの流行をきっかけに、最近では、古典的なかんざしだけでなく、普段使いもできるモダンなデザインのかわいいかんざしが登場しています。お団子に挿すだけだったら、簡単にできそうですが、バレッタやピンとは違って棒状だから、初心者にとっては使い方に戸惑うことも……。ちゃんとまとめ髪ができるか不安だったり、正しい挿し方がイマイチわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、かんざし1本でできるシンプルな夜会巻きアレンジをご紹介。コツさえ覚えてしまえば、誰でも簡単にできるので、ぜひかんざしを使ったまとめ髪にトライしてみてください!
<目次>
かんざしヘアアレンジのベースとなるスタイル
眉くらいの長さの前髪の鎖骨下のミディアムヘアがベース。
かんざしヘアアレンジが似合うタイプ
顔型:すべてOK髪質:すべてOK
毛量:やや少ない~多い
クセ:すべてOK
かんざしヘアアレンジの下準備
1. クリームタイプのヘアワックスを、手の平で透明になるまでなじませます。こうすることで髪全体に均一にワックスをつけることができ、ツヤとまとまりが出ます。毛量や長さによっても変わりますが、さくらんぼ大くらいの量を目安にしてください。
2. 顔周りの生え際からオールバックにするようにワックスをつけます。生え際ぎりぎりからつけると、短い毛が出てきません。
3. 後頭部やえり足も生え際からしっかりつけます。 4. パサつきが出ないように、毛先までワックスをつけましょう。もしワックスが足りないようでしたら、髪の長さや量に応じて、適量足してください。
かんざしヘアアレンジの方法
5. 前髪を残し、目の細かいコームを使ってとかします。両耳をつなぐサイドの髪を、耳前の位置から放射状にとかします。この位置からとかすと、トップに自然な丸みが出て仕上がりのバランスがきれいです。
6. 右手で毛束の根元を押さえ、矢印の方向に向かって2回転ねじります。低めの位置で髪をまとめてからねじるのがコツ。
7. 右手で根元を押さえたまま、さらに1回転、毛束をねじり上げていきます。えり足がたるまないようにきつめにねじることで、仕上がりにメリハリが出ます。
8. ねじった毛束がゆるまないように気をつけながら、180度くらいになるまでしっかりねじり上
げます。
かんざしの挿し方
9. 左手でねじりあげた毛束を押さえたまま、かんざしを挿します。後頭部の真ん中くらいから赤点の方向に斜めに挿します。あまり深く挿さずに、ねじった毛束の表面をすくうようなイメージでかんざしを通してください。次の工程から、半円を描くようにかんざしを180度回転させていきます。
10. かんざしの先端の位置(赤点)を軸に時計回りに回転させます。ここでかんざしの位置がズレないように注意。
11. そのまま、かんざしの先端の位置がズレないように時計回りに回転させます。回転中にかんざしが頭皮から浮かないように気をつけてください。
12. さらに、そのまま時計回りに回転させます。ねじった毛束がゆるまないように、くれぐれも気をつけてください。この時点でかんざしにテンションがかかって、ねじった毛束がキツくなってきます。
13. そのまま、斜め下方向に押し込みます。かんざしの先端が頭皮に当たった状態で押し込んでいくと、しっかり留まります。
かんざしヘアアレンジのまとめ髪の仕上げ
14. ねじり上げた毛先を円形に丸めます。 15. 丸めた毛先をUピンで固定します。1本で留まらない場合は、数本使ってしっかり固定しましょう。
かんざしヘアアレンジをうまく仕上げるポイント
かんざしの先端(赤点)を軸に、円を描くように180度回転させると、かんざし1本でしっかり留まります。かんざしヘアアレンジの完成版サイド
使用したかんざし
シックで大人っぽい印象の平打ちのかんざし。デザインや色味によって印象が大きく変わるので、衣装に合わせてコーディネートしてみてください。【関連記事】