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デスクトップパソコンのメモリ増設方法(3ページ目)

メモリを安く買っても交換や増設が出来なければ仕方がありません。NECのデスクトップパソコンを例にメモリーの増設方法をご紹介します。

執筆者:中村 伸

取り付けもスムーズに終了し、警告音も出なければ、以前のメモリ+購入メモリの容量をちゃんと認識できたかチェックしましょう。正確にはBIOSでチェックするのが良いのですが、機種により表示させる方法が異なるので、誰でもわかりやすい方法を紹介します。但し、Windowsシリーズの場合です。

デスクトップ上にマイコンピュータのアイコンがあると思いますが、これを右クリックします。表示されたショートカットメニューから、プロパティを選択します。その中にメモリの容量が表示されます。搭載メモリ容量ぴったりに表示される場合と1MB少なく表示される場合があります。それぞれ、システムの性格ですから、1MB少なく表示されてもそれで正常です。


筆者のメインシステムは統合チップなので256MBの搭載メモリより少なく表示されてしまいます。

また、統合チップ(注)のシステムでは、ビデオメモリとして2MB、4MB、8MB、16MBなど使用する分だけ少なく表示されることもあります。どうしてもうまくいかない場合は何度か付け外しをしてみて様子を見てみましょう。

搭載メモリ量が増えると、今までの緩慢な動作が一気にスムーズになったりします。パソコンのCPU速度が倍になってもパソコン全体の速度が倍になるわけではないですが、メモリが倍になると場合によってはパソコンの速度が倍以上にアップすることもあります。一番手軽で奥の深いメモリのアップグレードを皆さんも経験してみませんか。


きちんとメモリがささった状態です

筆者注:統合チップ
Intelなら810シリーズ、815シリーズ、VIAならProSavageシリーズ(PM/KM)、SISなら530/620/63x/73xなどの、ビデオ機能を内蔵したシステム。前述、システムのプロパティからデバイスマネージャータブを表示し、ディスプレイアダプタの詳細項目を表示されるとこれらの統合チップかどうか判ります。統合チップの場合、上に揚げたような数字、記号が表示されるはずです。

最後に、今回のクローズアップはメモリの交換自体を推奨するものではありません。加えてメモリの追加/交換を行って被害を被ったりされても、All About Japan、筆者等々、それを補償する義務は持ちません。あくまでこれをお読みになった方のご自分の責任に於いて実行いただくようお願いいたします。
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